イスラエル国立図書館、Googleと提携してオンラインで貴重な資料を閲覧可能に
Googleは2019年3月に、イスラエルのエルサレムにあるイスラエル国立図書館と提携して、イスラエル国立図書館にある所蔵物をGoogleのArts & Cultureオンライン展示プロジェクト「Once Upon A Try」で展示することを明らかにした。Googleのオンライン展示プロジェクト「Once Upon A Try」はNASAや世界中の1800以上の博物館と提携している世界最大のオンライン展示博物館だが、イスラエルの機関との提携は初めてとなる。
「人類の歴史と文化にとって貴重な資料を世界中の人々に見て頂く良い機会」
イスラエル国立図書館に所蔵されているニュートンの資料やイスラエルの貴重な資料がオンラインで閲覧が可能となる。イスラエル国立図書館のOren Weinberg氏は「デジタル技術を活用して、図書館の貴重な歴史的資料に触れてほしい。我々が保管していた人類の歴史と文化にとって貴重な資料を世界中の人々に見て頂く良い機会だ」と語っている。Google Arts & CultureのAmit Sood氏は「我々はあらゆる機関がオンラインで展示することを歓迎してます」とコメント。
従来は博物館や図書館まで足を運んで、そこでしか閲覧することが出来なかった貴重な歴史的資料に、世界中のどこからでも誰もがアクセスして、人類の歴史と文化にとって貴重な資料を簡単に閲覧することができるようになってきている。デジタルでの保管なので鮮明に見ることもできる。Googleは歴史的な英知の保管とオンラインでの全世界への拡散も担っている。