【神戸市灘区】廃墟マニアさんいらっしゃい! 旧摩耶観光ホテルを間近に見るツアーに参加して来ました♪
2021年6月に、国の有形文化財として、登録された、マヤカンこと、「旧摩耶観光ホテル」を間近で見ることの出来る「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォークスペシャル」に参加して来ました。
「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォークスペシャル」
2020年4月〜2021年12月で「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク」にご参加いただいた方限定で、摩耶観光ホテルを違う角度からご覧いただける、特別な見学コースをご案内いたします。ただし、摩耶山の急斜面を下り上る、アドベンチャーなコースとなります。
今回の「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォークスペシャル」は、過去に「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク」に参加した人向けのアップグレードバージョン。
私は、2020年7月に参加していたので、今回のお誘いメールが来たという訳です。
定員20名の承認制の先着順。料金、なんと無料!
2022年1月27日 11時~で、参加させてもらえることになりました。
集合場所は、摩耶ケーブル駅「虹の駅」。
2021年12月16日から、虹の駅に、副駅名として「旧摩耶観光ホテル前」が加わりました。
受付を済ませ、ヘルメットを装着。
案内人さんは、お馴染み、慈憲一さん♪
本日の簡単な行程説明と注意事項の説明を受けて、いざ! マヤカンへ!
鍵とセキュリティーを解除しつつ前へ。
まずは、よく見る旧摩耶観光ホテルのアングル。
階段を通って、下の階へ。
以前の木が青々と生い茂っている、夏とは違う趣がありますね…。
冬の方が、建物の構造をよく見ることができます。
通常のツアーだと、この下の写真のように、少し建物から離れての撮影です。
この下の写真以降が、「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォークスペシャル」でないと撮れないアングルの写真になります。
前回のツアーより、かなり接近しての撮影が許可されていました。
皆さんのシャッターを押す手が止まりませんね…。
興味のない人にとっては、ただ崩れかけの建物でしょうが…。
廃墟好きには堪りません(≧▽≦)
光のさしこんだ、フロアーを見ると、楽し気な家族の会食シーンが思い浮かびそうです。
壁の模様が一部残っています。
私には、霊感はないけれど、ここは心霊スポットの類とは無縁の場所だと思います。
こんなに朽ちていても、凛とした佇まいを保っています。おどろおどしさを全く感じません。
ただ、大雨や台風のたびに、かなり崩れているらしく…。
今度、大きな地震が起こったら、本当に倒壊してしまいそう…。
足元に目を向けると、建物の周りは、タイルやガラスの破片だらけです。
私の頭の中では、「あの地平線 輝くのは~♪」ラピュタの音楽再生中(笑)
こちらは、登山で登って来た人が、たどり着く入口だったそうです。
ここから先は、かなりの急斜面を降りて行きます。
道なき道を前の人について歩いて行きます。
普段、人がほとんど通らない場所なのでしょう…。
堆積した落ち葉で、フワフワの道。スニーカーでは、滑りそうです。トレッキングシューズ履いて来て良かった…。
所々に残る史跡の説明を受けながら前へ…。
このレンガは、猿舎の名残。
そして、たどり着きました! 違う角度から見る、摩耶観光ホテル!
うん! これぞ、廃墟の女王♪
少し横からのアングル。
実は、凄い急斜面から撮影しています。
いつの時代のものでしょうか? スツールが…。
よく見ると抜け落ちたガラスが土に埋もれていたりします…。うっかり、手も付けません…。
かなりの斜面を戻ります。
この辺りイロハモミジを植林したので、秋は真っ赤になるらしいです。さらに、もう少し下山した場所には、メタセコイアも植わっているそうです。
この後、元の道を戻って帰って来ました。時間にすると、約1時間。今回も、大満足のツアーでした。
帰りに、QRコードをスマホで読み込むと、旧摩耶観光ホテルVRを見ることの出来る、お土産までいただいちゃいました。今回のツアーは、環境庁の調査目的だったそうです。
現在、紅葉と旧摩耶観光ホテルを愛でるツアーを検討中とのこと。キャー! 実現されれば、絶対参加したいです(≧▽≦)
本日、アップした写真は、「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク」そのさらなる進化バージョン「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォークスペシャル」ツアーに参加して、撮影したものです。
※ツアー参加で撮影したことを明記すれば、SNS等へのアップもOKだそうです。
現在、残念ながらコロナ禍で、予約受付中止されていますが、通常は、「摩耶山・マヤ遺跡ガイドウォーク」は、月に1回開催されています。ちなみに、申し込みは数分で満員になる大人気コースです。
旧摩耶観光ホテルに興味を持たれた方は、摩耶山ポータルサイトを要チェックです!