京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。「カレーうどん」は明治時代洋食が人気となった際、人々はうどんやおそばなどを提供されているお店よりも洋食屋さんに訪れるようになりました。特に人気だったカレーライスに対抗するために考案されたといわれています。今回はそんなカレーうどんがおいしいお店を紹介します。

京都市営地下鉄烏丸線「丸太町駅」から丸太町通を西へ徒歩6分、丸太町西洞院にある『お食事処 やまびこ』。

京都府庁や京都府警本部などの官公庁が集まるエリアで、75年間営業を続けられている人気のお店です。

メニューはたくさんの種類があるようですが、特に「サービスランチ」が目を引きます。ジャスト1,000円とお手頃価格なのが嬉しいですね。※「サービスランチ」は日替わりのため日によって異なります。

お食事処という店名がピッタリ当てはまる雰囲気の店内。掃除も行き届いており清潔感も感じます。

「サービスランチ」1,000円（税込）
お得なサービスランチを注文しました。この日は「すじカレーうどん」と「じゃこご飯」。

ご飯の上にちりめん山椒と水菜、海苔がのった「じゃこご飯」。普通のじゃこだけがご飯にかかっているものを想像していたので、いい意味で期待を裏切ってくれました。特にちりめん山椒は京都人のソウルフードといっても過言ではないので、なんだか嬉しい気分になりました。

カレーうどんの中には大きめの牛すじがゴロゴロと入っていました。歯ごたえのあるものからトロトロのものまで、食べごたえも十分です。お出汁は旨辛い味わいで、最初はあまり辛さを感じないのですが、後から後からスパイシーな辛さが口の中に広がります。

うどんは細麺であまりコシが強くない実に京都らしいうどんです。細麺のため面と面の間にトロトロのお出汁がたっぷりと絡んで、すするたびに旨さと辛さが溢れます。辛いながら食べ始めると止まらないおいしさですよ。

今回は京都府庁近くにあるカレーうどんのお店を紹介しました。ランチは通常通り営業されている事が多いのですが、夜は京都府警本部の貸し切り営業になっていることもあるため、SNSなどで事前にご確認ください。

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