【京都市】中京区 「伊藤若冲」ゆかりの『宝蔵寺』
宝蔵寺
平安時代創建の『宝蔵寺』は、伊藤若冲の菩提寺です。伊藤若冲建立の墓石、子宝・安産祈願で参拝客も絶えません。
23歳の頃に亡き父の跡を継いで、錦市場の青物問屋の主人となった若冲。
宝蔵寺に父母、弟たちのお墓を建立したので、伊藤家の菩提寺とされています。
宝蔵寺には、若冲初期の作品「竹に雄鶏図」と「髑髏図」、また弟の白歳の筆による「羅漢図」が所蔵されています。
本堂前にある若冲が建立したお墓は自由にお参りできますが、本堂は通常非公開です。
宝蔵寺が所蔵する伊藤若冲の作品「竹に雄鶏図」、「髑髏図」、弟の「羅漢図」や若冲に絵をならった画家たちの作品は、若冲の誕生日である2月8日前後の寺宝展で公開されるそうです。
境内には、大日如来さまの石仏もありました。
今の季節だと梅などの季節の草木が彩りを添え、香りが楽しめます。
また、良縁成就等の神様『八臂辨財天』さまも祀られています。しっかり手を合わせ、伊藤若冲を思いながら、お参りさせてもらいます。
また、ご本尊「阿弥陀如来」の御朱印と若冲の「髑髏図」にちなみ、カラフルなドクロの御朱印を授与されています。
写真は2019年のものですが、これから梅も咲き美しい姿を見せてもらえます。『高津商会』でも伊藤若冲について描かれた、2021年正月ドラマ『ライジング若冲』で小道具たちが活躍♪
錦市場を訪れつつ、宝蔵寺でお墓参りして「伊藤若冲」を知るにはいいですね。
宝蔵寺
京都市中京区裏寺町587
電話番号075-221-2076
URLhttp://www.houzou-ji.jp/