現在,京都花街組合連合会に加盟している花街として,祇園甲部,宮川町,先斗町,上七軒,祇園東の5つの花街があり総称して五花街と呼んでいるのですが、実は京都には「島原」という花街もあります。
幕末には西郷隆盛、久坂玄瑞や新選組らが出入りしていたということも知られており、歴史的ロマンも感じますね。
『太夫道中』など、何度か私も見たことがありますが、きらびやかで惚れ惚れ憧れます♪
太夫道中の際の衣装は約45kgほどあるそうです。帯は「心」の字を表す5角形に前で結び、太夫道中では、高下駄を履き、内八文字を描きながら歩きます。特に名高いのが、寛永年間(1624〜44年)の2代目野太夫だそうで、当時の女性たちの憧れの存在だったそうです。
この辺りは「高津商会」の小道具などが活躍中の時代劇や映画なのでも使われるような歴史的建造物が多々あります。
現在は「大門」「輪違屋」「角屋」がその面影をとどめているだけで、現在もお茶屋として営業を続けているのは「輪違屋」のみですが、「角屋」は建築物としては今も日本に唯一残る揚屋造の遺構だったりするので、この辺りの探索だけでも楽しめますね。