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【京都市】右京区 撮影所が多くあるエリアにある『神ノ木弁財天』

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

神ノ木弁財天(かみのき べんざいてん 神ノ木辨才天)は、京都市右京区嵯峨野神ノ木町にある神社。なお、神ノ木神社とも称されることもある(wikiより)

去る事三百余年の昔、葛野郡城州生田村の庄屋 海老名庄左衛門が当時比叡山の無動寺の管長より霊験灼カナル木像を授けられ家宝となし神棚に祭祀なし、日々拝礼の誠を尽くす。
次代庄左衛門或日弁財天が夢枕に立たれたお姿に目が覚めて神棚の拝み見れば御像の御指が三本折れ損なわれて居り不思議と思い近くの御寺で祓い清めたる後御性念を祓いて貰うべく嵯峨の徳林寺法主に依頼の上中京三条辺りの仏師に修復の依頼するも、余りにも御像の霊験灼かな様子に断られ持ち帰り、今度は太本山天龍寺管長に懇願し御性念を祓っていただき、元の仏師に再び修復を依頼し快く修復された。御像を我が家の神棚の元の位置に祀ったが其ノ後神ノ木に遷座シタキとの夢の告げあり同村の安井仙之助氏の尽力により地主北村利一郎氏のこの私地寄贈により明治二貮年秋
 神ノ木弁財天と称し祭祀するところと成る。
 昭和45年秋 神ノ木弁財天会 海老名庄左衛門 子孫 海老名正次郎』
    (立て札の説明書きより)

京福電鉄嵐山線の有栖川駅近くにある『神ノ木弁財天』さんは、地元の人に大切にされている弁天さんです。「健康増進」「除災招福」等に信仰が深まり、大正時代には「神春龍神」を「神ノ木地神」として合祀したそうです。

境内は、小さな祠が樹齢300年超とされる高さ20mの榎の大木3本に囲まれており、この木は右京区民の誇りの木に指定されていたのですが、台風21号により一本が倒木したそうです。

太秦という映画やドラマの撮影所が多くある場所で「高津商会」からも徒歩圏内である「神ノ木弁財天」さんは芸能の神様でもある弁天さん、お参り行くと心が落ち着きます。

神ノ木弁財天
場所:〒616-8317 京都市右京区嵯峨野神ノ木町

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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