【宇治市】立命館宇治高校生が取り組むフラワーロス。「あおいそら」とコラボし地域全体で課題解決へ
2023年12月27日(水)、ギフトショップ「あおいそら」さんにて、立命館宇治高校2年生のグループによるワークショップ「キャンドルづくり」が行われました。
きっかけは、立命館宇治高校のSDGsの授業です。SDGsについて学び、生徒さんたちが課題解決のために何ができるかを考え、実際に取り組むというもの。
今回「キャンドルづくり」のワークショップに取り組んだ6名のメンバーは、「フラワーロス」「フードロス」の課題解決を目指しました。
きっかけは、お花好きのお母さんをもつ坂井さんの「飾ったお花を捨てるのがもったいないな」と感じたことだといいます。
そして調査を始めると、年間10億本の花が廃棄され、経済損失は1,500億円にものぼっていることを知ります。また、日本ではフードロスも深刻化していて、毎年5,000万トンもの食料品が廃棄されていることを知った彼女たち。捨てられるはずのお花や食べ物を違うものに作り替え、新たな需要を生み出せないかと考えたのです。
そんな中、宇治橋通り商店街でのフィールドワークで、ギフトショップ「あおいそら」と出会います。ステキなお花やギフトを販売し、社会貢献にも力を入れるオーナーの日野真代さんに、DMを送り相談。フラワーキャンドルづくりに取り組むことになったそう。
第一弾(2023年夏)は、あおいそらで「フラワーキャンドル」を作って販売。さらに一歩踏み込み、フラワーキャンドルを広めることで多くの方にフラワーロス解決の輪を広げたいという想いから、第2弾(2023年冬)「フラワーキャンドルづくりのワークショップ開催」を企画したそう。
ワークショップに参加した地域にお住まいの方からは、「販売のときから、フラワーキャンドルが気になっていて、今回作ることもできて楽しかった」「廃棄処分になってしまう花を、こんなステキなキャンドルとしてよみがえらせることができるなんて、すごいですね」「高校生のみなさんの取り組みということで、とても興味をもった。参加できて嬉しかった」などの声が聞かれました。
高校生のみなさんからは、「キャンドルだけでなく石鹸づくりにも取り組み、何度も失敗したけれど、何とか形にできてよかった」「キャンドルや石鹸を作って販売するだけでなく、地域の方とつながることができて楽しかった」「幅広い年代の方とお話し、さまざまな学びを得ることができた」との声が。みなさんステキな笑顔で答えてくださいましたよ!
SDGsの授業としては、2024年1月で一旦終了となります。しかし、せっかくの取り組みをここで終わらせるのはもったいないということで、日野さんから「この取り組みを私たちに引き継がせてもらえせんか?」とのご提案がありました。
生徒のみなさんも大喜びで、今後「ワークショップ」や「キャンドル・石鹸の販売」など、どういった形で継続するかの話し合いが早速行われていました。
具体的なお知らせは、「あおいそら」さんのInstagramで発信されますので、みなさん注目してくださいね!
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SDGsの課題に取り組んだ立命館宇治高校のみなさん(五十音順)
・木村 光貴(きむら こうき)さん
・日下 晴菜(くさか はるな)さん
・坂井 杏奈(さかい あんな)さん
・寺田 有梨花(てらだ ゆりか)さん
・濱田 優月(はまだ ゆづき)さん
・村田 大樹(むらた だいき)さん
※撮影のご協力、画像のご提供等ありがとうございました
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【基本情報】
立命館宇治中学校・高等学校
所在地:京都府宇治市広野町八軒屋谷33-1
ギフトショップあおいそら(宇治橋通り商店街大阪屋マーケット内)
所在地:京都府宇治市宇治妙楽41
ギフトショップあおいそら公式Instagram