【八王子市】清滝駅で壺やきいもと常温飲料を手に入れて、高尾山を見上げ山のパワーをもらっちゃお!
京王線高尾山口駅から高尾山に行くのに、一番お手軽な登り方はケーブルカーに乗るという選択。ケーブルカーのふもとの駅「清滝駅」には普通の鉄道の駅にはないものがたくさんあります。今日はケーブルカーには乗らず、山にも登らず、ふもとから高尾山のパワーをもらえるか行ってきました。
最初に向かったのは高尾登山鉄道清滝駅。
駅構内に入って一番目立つのは、八王子にお住まいの北島三郎さん像。全身金ピカ顔まで金ピカでスターのオーラを放っていらっしゃいます。数年前までは薬王院の豆まきによくいらっしゃっていました。最近はずっとマスクをしていらして、お鼻や口元が見えないのが残念です。
「心のふるさと 祈りのお山」
高尾山もケーブルカーも、ふもとの町も、からす天狗さんが守ってくれています。このからす天狗さんが見下ろす辺りにあるのが、ちょっと珍しい「常温自販機」です。
甘みのない水とお茶とコーヒーが販売されています。
常温の飲み物は、コンビニや自販機ではなかなか手に入りません。
この常温専用自販機は「体にやさしい常温・無糖専用機」だそうで、温度は20度に設定されています。
常温の飲み物は胃に優しく体を冷やさないだけでなく、バッグにしまった時などに水滴が付かないので好評だとか。
私も1本買ってみたところ、凍えた手には少し温かく感じられました。トイレの少ない山では、お腹を冷やさない飲み物が向いているかも。
キティはみんなの人気者! キティちゃんのかわいい歌とおしゃべりを1日中聴ける、特等席のポップコーン自販機の横にすっくと立っています。
清滝駅の改札を入ると、すぐ左の売店やまゆりに「駅員のお芋屋さん」もあります。
昔ながらのほくほく系の紅あずま。クリームのようなねっとり系の紅はるか。好みに合わせて選べます。どちらも思わず頬がゆるむ自然由来の甘さ。冷えた手に温もりがありがたい。
時には行列もできる、高尾山の新しい人気スイーツです。
ケーブルカーを運行する高尾登山鉄道の駅員さんは、安全運行管理はもちろん、構内のお掃除や、おみやげを並べたりやきいもを焼いたり、1日中フル回転の忙しさです。
足が丈夫でなかったりして高尾山に登るのはちょっと大変と思っている方でも、ケーブルカーで山頂駅まで行って帰るだけでも気分は爽快です。
「ふもとのお土産屋さんをのぞいて、お蕎麦を食べて、澄み切った空気を吸うだけで小学生の時に登った高尾山に行った気になるのよ」と話してくださった、この日駅で会った高齢の女性の方の笑顔が印象的でした。
そう、京王高尾山口駅からケーブルカーの清滝駅の間を通るだけでも、雰囲気のあるお蕎麦屋さんやお土産屋さんがたくさん軒を並べ、情緒豊かな景色を見せてくれます。
心や体が疲れた時は、山には登らなくてもパワーをもらえる、高尾山口界隈にいらっしゃってみてください。
【高尾山ケーブルカー清滝駅】
住所:東京都八王子市高尾町2205番地