子育て応援をしやすい沿線づくりを行う小田急電鉄株式会社と、地域創生活動と子育て支援を行う株式会社日比野設計は、ビナガーデンズパーチ内に10日間の期間限定で子どもと家族の食に対する新しい提案を目的とした「KIDS SMILE LABO KITCHEN（キッズスマイルラボキッチン）」のポップアップレストランをオープンします。

キッズスマイルラボキッチンは、厚木市にある保育園KIDS SMILE LABO が展開する、子ども食ブランドになります。保育園KIDS SMILE LABOは本厚着駅から徒歩で約３分のオフィスビルの中にあります。外から見る無機質なビルのイメージとは全く違い、保育園の扉を開けると、大きな窓から降り注ぐ自然光が明るい、木の温もりを感じる空間になっています。

こちらは厚木の森の要素を盛り込み「小さな森の研究室」をコンセプトとしているそうです。森のステップ、洞窟アトリエ、見晴らしライブラリーカウンター、鏡の池、探検家ライブラリーなど、ワクワクするネーミングの、子どもの学びと遊びの場が広がる空間は、ビルの中にいることを忘れる風景ですね。怪我をしないようにフラットにしがちな床も敢えて段差をつけることで、危機管理能力や筋力強化に繋げているそうですよ。

キッズスマイルラボキッチンは管理栄養士が子ども達の成長に欠かせない栄養バランスを考え、また子どもたちが毎日美味しく食べられる事を大切にして、食の魅せ方にまで拘っています。また使用する食材は地元農家さんと連携し収穫当日もしくは翌日の新鮮なお野菜を使用し、その他にも食品添加物を極力使わず、安心して食べられる食事を提供するなどこだわりが伺えます。

そして驚くことに、園児の食事の盛り付けがオープンスペースで行われ、盛り付ける様子を園児達が自由に見ることができるのです。一般的には盛り付けなどは奥の閉鎖された空間で行われることが多いのですが、敢えて園児の目に触れる場所で盛り付けを行うことで、食に対する興味を引き出すことができます。伺った日も「今日のおかずは何？」と園児は興味津々です。

そして驚いたことに食器は素敵な瀬戸食器。敢えて瀬戸食器を使用することによって丁寧に物を扱うことを子供達は学ぶそうですよ。落としても割れない食器を使うのではなく、割らないために丁寧に扱うことを覚えるのですね。

また、野菜嫌いな子どもがキッズスマイルラボキッチンの食事がきっかけで食べられるようになったり、家庭のカレーは食べられないけど、キッズスマイルラボキッチンのカレーは食べられるようになったりするお子さんもいるとか。

なんと今回は、ポップアップレストランでこちらのキッズスマイルラボキッチンの食事が食べられるそうですよ。

今回、ポップアップレストランのオープンに先立ち、メニューを試食させていただきました。こちらはハンバーグプレートになります。目を惹くカラフルな大きな野菜は、どれも甘くて美味しい！　新鮮なのが分かる瑞々しさです。また人参ドレッシングも思わずレシピを聞いてしまう程の美味しさです。ハンバーグは、繋ぎに卵を使用していないそうですが、ふっくらジューシーで柔らかく美味しかったですよ。

給食でも大人気のカレーも試食をさせていただきました！　こちらも地元農家さんのお野菜がゴロゴロとしていて見た目にも華やか。子供達に人気なのが納得の美味しさです。ポップアップレストランでは、季節カレー、日替わりカレー、ハンバーグプレート、日替わりプレートプレートなどのメニュー提供を予定されているそうです。また、それぞれにお子様サイズ・大人サイズの用意があるので、おひとり様はもちろん、家族でも食事を楽しむことができますね。

キッズスマイルラボキッチンの食事は、栄養管理された給食料理に2343FOODLABOによるレストランの監修が加わることで、従来の給食の概念を覆した、見た目はもちろん食べても大満足の「美味しい給食」が提供されています。今回はポップアップレストランで食べることができるとても貴重な機会です。体の栄養はもちろん、心にも栄養となるキッズスマイルラボキッチンの特別メニュー。近くへお越しの際は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。