意外と年齢差のある恋愛もOK?!若者女子に人気のカップル・夫婦も紹介!
近年『歳の差婚』『歳の差カップル』などのワードがよく使われていたり、歳の差婚をした芸能人夫婦がいたりと、大きな歳の差がある恋愛に抵抗がなくなってきているように感じます。
Z世代も恋愛において年齢差は気にしていないのでしょうか?
そこで、私が所属するZ総研(https://www.zet.tokyo/)にてリアルZ世代コミュニティー(実際にZ世代である方達に対してZ総研が独自に名付けた言葉)のメンバーに恋愛に関するアンケートを実施しました。
本記事では、アンケート結果をもとにZ世代の恋愛に関する実態を紐解いていきたいと思います。
<調査概要>
調査時期:2020年11月7日~11月13日
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国、12〜15歳116名、16〜18歳157名、19〜22歳43名、23歳〜25歳8名、計女331名
年齢差が開いていても恋愛対象に入るZ世代は約3割
アンケートにて『年齢差は何歳上まで恋愛対象ですか?』と尋ねたところ、6歳以上を選んだ割合は約3割という結果となりました。
中には「好きな人なら年齢差は関係ない」という意見や「何歳でも!」という回答も。
実際にリアルZ世代コミュニティー所属のメンバーにヒアリングを行ったところ、以下のような回答を得られました。
「年齢差が離れていても抵抗はないです。玉木宏さんみたいな方だったら最高ですね(笑)自分が好きになった相手ですし、推しとも年齢が離れているので。イケオジ好きです(笑)」
Z世代の推し(※1)を応援するオタ活(※2)文化や、イケオジ(※3)ブームが年齢差に対するハードルを下げているように感じます。
※1 一推しのメンバーを略した”推しメン”をさらに短縮させた言葉。好きな人やものなど様々な対象に使われる。
※2 オタク的趣味に関する活動
※3 イケてるおじさんの略で、年齢を味方につけた魅力的なおじさんを表す言葉
例えば『人気男性アイドルグループのリーダー40歳男性を応援している16歳の高校1年生の女子』というのは当たり前にあることですが、この2人の年齢差は24歳です。
しかし、彼女はその年齢差が気にならないほど彼を魅力的に感じ応援しています。
このように推し文化が発達しているZ世代だからこそ、「自分の好きな人だったら年齢は関係ない」と感じるのでしょう。
Z世代に人気のカップル・夫婦トップ10
アンケートにて『好きなカップル・夫婦』を尋ねたところ、上記のような結果となりました。
やはり上位には、Z世代に人気のカップルYouTuberやカップルTikTokerなどのインフルエンサーが多くランクインしています。
今回はその中でもトップ3を紹介したいと思います。
1位のえむれなカップルは、YouTubeチャンネルの登録者が約173万人の『えむれなチャンネル』でそのラブラブっぷりを見ることができる大人気カップルYouTuberです。
2人の飾らない姿や仲の良いところがZ世代のツボに刺さっているようです。
2位のゆたせなカップルは、フォロワー約110万人の大人気カップルTikTokerです。
『ゆたせなcp』というTikTokアカウントでは、2人ならではのユーモアな動画やラブラブな動画が投稿されています。
また、2人の姿はYouTubeチャンネル『ゆたせな Yuta and Seina』でも見ることができ、より2人の仲の良さを知ることができます。
「美男美女で憧れる!」という意見が多いカップルでした。
3位のしゅんまやカップルは、AbemaTVの人気恋愛リアリティ番組『今日、好きになりました。』ハワイ編にて見事カップル成立した2人です。
現役高校生同士の結婚そして出産が話題となりました。
他にも、芸能人夫婦で一番人気の『DAIGOさん・北川景子さん夫婦』の年齢差は8歳差ですが、バラエティなどで見せるDAIGOさんの夫婦生活についての話に対し、好感を持っているZ世代が多いようです。
また、トップ10にはランクインしませんでしたが、人気K-POPアイドル『TWICEモモさんとSUPER JUNIORヒチョルさんカップル』もZ世代には人気で、この2人の年齢差は13歳です。
このように、憧れるカップルや好きなカップルに年齢差があることも、自分の恋愛においての年齢差に対する考え方に影響を与えているのでしょう。
実際に、リアルZ世代コミュニティ所属のメンバーへのヒアリングでは、「年齢が離れていてもそれを感じさせないくらい素敵なカップルや夫婦もいますし、歳の差婚も当たり前になっているので私も気にならないです。」との回答を得られました。
年齢差よりも「好き」という気持ちが1番大事!
(GIRLY DROP より)
恋愛において年齢差を気にしないリアルZ世代コミュニティー所属のメンバーからは、「好きになった人が好き!だから気にならない」など、その人自身を見ているという意見が多く挙がりました。
推し文化により好きな人が多様化したことや、憧れるカップルや夫婦に年齢差があること、SNSを通じて様々な価値観に触れられることなどから形成されたZ世代らしい考え方といえるでしょう。
Z世代はこれからも、従来のステレオタイプな考えを覆していくのではないでしょうか。
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