外で過ごすのが心地良く、躍動的な気分になる季節。声を高らかに思いっきり歌いたい！そんな思いをかなえてくれそうなおすすめのイベントをご案内します。

関西各地のゴスペルチームが集まるゴスペルの祭典「第２０回山の辺ゴスペルフェスティバル」が天理駅前イベント広場野外ステージ・コフンで開催されます。コロナ禍で中断していましたが、４年ぶり20回目の開催です。

「山の辺ゴスペルフェスティバル」の歴史

主催の「山の辺キリスト教会」は今は桜井市を拠点としていますが、もともとは天理市を拠点に活動していました。２０００年１０月にシカゴの教会のゴスペルクワイヤー４０名が、大阪の友好都市イベントで来日した際に、「山の辺キリスト教会」が招き、主催して天理市民会館でゴスペルコンサートを開催。そのコンサートがきっかけで、天理市内で場所を変えながら、「山の辺ゴスペルフェスティバル」は開催されています。

主催の「山の辺キリスト教会」でゴスペル教室が開催

礼拝で歌われる讃美歌とゴスペルは、信者さんには馴染みがあります。しかし、一般の方の中には、ゴスペルに興味はあるがなかなか触れる機会がないという方も。ゴスペルフェスティバルの公演後にアンケートをとったところ、ゴスペル教室を開催してほしいという声が多数上がりました。そこで、牧師さんが誰でも気軽にゴスペルを楽しんでもらうにはどのようにしたら良いかと、自ら大阪のワークショップに通って学び、２００１年１月にゴスペル教室を開かれました。

現在、「山の辺キリスト教会」では月２回土曜日にゴスペル教室が開かれています。参加者は子育ての合間に来られるママさんが中心。この教室で学ばれたメンバーがグループを作り、今回の「第20回山の辺ゴスペルフェスティバル」に参加されています。

思いっきり大きな声を出してストレス発散！

今回は1２グループが参加。各グループの発表はもちろんのこと、フェスティバルの最後には、グループの垣根を超えて全員で歌います。そこで観客も一緒に歌うことが可能です。一緒に歌ってみたい方は、ホームページに合同曲の音源があるので、事前に練習してみてくださいね。「第２０回山の辺ゴスペルフェスティバル」の入場料は無料です。

声を張り上げて全身全霊で歌うゴスペルを主題にした映画を観て、ゴスペルに興味を持った方も多いはず。ぜひこの機会に気軽に参加してくださいね！