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こんにちは、ニシムラマコジです。

それは娘が２歳の頃のことでした。

お風呂に入れるとおもちゃが出てくる入浴剤ってありますよね？

買ったのかどこかからもらったのか

詳細は覚えていませんが、

ある日娘がその入浴剤を

「お風呂に入れたい！」

と主張してきました。

まあ別にお風呂に投げ入れるだけなんで

いいと言えばいいんですが、

その日はあまり時間的な余裕もなく、

入浴剤を入れて

出てきたおもちゃで興奮して遊んで…

といった感じの流れになると

いつもより長風呂になるのは避けられないので、

「また今度にしよう」

と提案したんです。

すると…

「入浴剤入れたいよーっ！」

とまさかの号泣。

こんな状態で風呂に入ったら

おそらく体を洗うのも一苦労で、

さらに面倒なことになるのは必至です。

仕方ない…

このまま拒絶し続けたら

逆に時間がかかってしまうと判断した僕は、

潔くあきらめ

娘に入浴剤の投入を許可することとしました。

すると娘は大喜び！

涙は一瞬で止まり、

ハイテンションでお風呂に

入浴剤を放り投げました。

やれやれ…

これでようやく落ち着いて風呂に入れるぞ…

そう思ったのですが…

ボコボコボコ！！

入浴剤が激しく発泡するとは想定していなかったのでしょう。

ギャーッ！

娘はまるで

恐怖の大魔王にでも遭遇したかのような悲鳴を上げ…

先ほど以上の号泣をおっ始めたのです。

こうなったらもう大変。

出てきたおもちゃで気を引きながら

なんとかシャワーで体を洗うことはできたものの、

怖がって湯船に浸かることはできず…

結局手間も時間もかかって

神経だけすり減らして終わるという、

なんとも残念なバスタイムとなりました。

娘は以前

お兄ちゃんが入浴剤を投げ入れたのを見ていたことがあったはずですが、

その時はもっと小さかったので、

発泡することを覚えていなかったのかもしれませんね。

現在では発泡にビビって泣くことはなくなりましたが…

なんだかよくわからないことで泣いて

体を洗うのも一苦労で

風呂に手間も時間もかかる、

なんてことはいまだにちょいちょいありますので、

娘には

いつ何があろうと

さっさと風呂に入って

体も涙も洗い流して

すっきりした気分の状態になれるよう、

心を鍛えていってほしい…と思います。

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＜作者PROFILE＞

ニシムラマコジ：ギャグ漫画家。

2歳年下の妻（かーちゃん）に小学校高学年の息子（おーくん）、小学校低学年の娘（みーちゃん）がいる。

現在や過去に我が家で起こった出来事を必死に思い出して発表しています。

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