今回は周南市樋口に2023年9月18日にオープンした「NANAIROKITCHEN」のご紹介です。

オーナーさんは関西から地元周南に帰り、2023年1月から「NANAIROKITCHEN」としてキッチンカーでたこ焼きを販売されていました。

4歳と6歳のお子さんを持つ母であるオーナーさん。

子育てをしながらキッチンカーだけで営業することは難しい面があったそうです。

仕事をしながら子育てを出来る環境を整えたい…という思いから周南市樋口にお店をオープンすることに。

広い道路沿いにあり周辺に飲食店は少ない場所。「NANAIROKITCHEN」はすぐに目に留まると思います。

お店はイートイン、テイクアウト（一部商品）で利用可能。

イートインでは日替わりランチや和定食、スイーツなどが提供されています。

元々飲食業をされていたオーナーさん手作りのメニューは、どれも彩りがきれい。

Instagramにある日替わりランチはお野菜もたっぷり摂れそうです。

しかも、このランチメニューは17時まで食べることが出来るのだとか。

店内も広々していて、くつろいでお食事が楽しめそうなんですよ。

そして、テイクアウトではたこ焼きやスパイスカレー、お弁当などを販売。

筆者は子どもが車で寝ていたため、テイクアウトでたこ焼きを購入させていただきました。

お味は最近のオススメだという「塩マヨ」…に。

ソースはかかっていなくて、たっぷりの鰹節にマヨ。

そして、見た目には分かりませんが、ヒマラヤ岩塩がかかっているそうです。

一口食べると、ふわっとろっ…。タコがプリッ。岩塩もいい感じです。

こちらのたこ焼きは味付けを工夫した生地に、たっぷりのネギ・天かす・紅生姜が入ったお店特製のもの。

食べた方は「ソースなしで美味しい」と言われることが多いそうです。

納得です！ ソースなしのたこ焼きって全然アリなんですね。

また、季節限定で提供されている出汁たこも明石焼きのようで人気だそうですよ。

そして、お店のイチオシメニューは「スパイスカレー」。

こちらのカレーのベースになっているのは、オーナーさんがご実家で食べていたカレー。

10年前に他界されたというオーナーさんのお父様と「ナナイロキッチン」をオーナーさんと切盛りされているお母様。

そんなご両親の夢が「カレー屋さんを開くこと」だったそうです。

地元である周南市に帰ってきて自分のお店を持ち、カレーを販売することになったオーナーさん。

そこには特別な想いがあるようでした。

こちらのカレーはスパイスカレーだけど辛味が強いわけではなく、旨味と甘みが溶け込んたカレーだそうですよ。

そして、お店の一角には音楽機材が並んでいます。

お話を聞くと、オーナーさんはバンド経験活動があり、音楽にずっと触れてきた方。

そのため年に数回は音楽イベントを開催し、音楽が好きな方々の交流の場にしていけたら…とお話しされていましたよ。

お店の経営者であり、4歳と６歳のお子様を持つ母であるオーナーさん。

自分の好きなこと、周りにいる人たちのことを大切にされていて、それがお店にもにじみ出ているように感じました。

子育てにお店の切り盛りに奮闘されているオーナーさんを見ていると、明日ももう少しがんばろう…そんな気持ちをもらえます。

皆様もランチにちょっと早めのディナーに、小腹満たしに…、立ち寄ってみてはいかがですか？

また、キッチンカーでの出店も継続されているので、そちらもチェックしてみて下さいね。

出汁にこだわった特製たこ焼き、美味しかったですよ。