2023年6月3日に「福山沼隈線道路改良事業に伴う発掘調査」の様子を見に行ってきました。

看板によると遺跡の名称は「中山城跡」で、公益財団法人広島県教育事業団 埋蔵文化財調査室によって9月下旬まで調査が行われる予定のようです。

こちらの発掘調査は東側調査区と西側調査区に分かれて行われており、両方の調査区で「溝状の落ち込み」が確認されています。

東側調査区では陶磁器が出土しています。

立入禁止区域付近はバリケードと三角コーンで区切られ、「この先 立入禁止」と書かれた看板が置かれていました。

周囲を通行する際に危険な箇所は特に見当たりませんでした。

周辺には草戸大橋や草戸コミュニティセンターがあります。

草戸大橋付近では、時間帯によって道路が混み合うことがあります。

その際に、遺跡発掘調査が行われている場所付近の道路を通り抜けする方が多いのか、「生活道路につき通り抜けご遠慮願います」という看板が置かれていました。

福山沼隈線道路改良事業の工事も近くで行われており、コンクリートの構造物ができていました。

発掘により過去の状況が解明されていくといいですね。

また進展があればお伝えします。

中山城跡遺跡については、公益財団法人広島県教育事業団事務局 埋蔵文化財調査室の公式ホームページをご覧ください。

福山沼隈線道路改良事業に伴う発掘調査が行われている場所：福山市草戸町1639付近（草戸コミュニティセンター付近）