みなさん、こんにちは～！

ご覧くださって、ありがとうございます。

ここを訪れてくださったみなさんは、きっと韓国ドラマや韓国に興味を持っている方ですよね？

そんな方には、この「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をオススメしますよ～！

このシリーズでは、韓国ドラマに出てくるワンシーンから見えてくる韓国の文化や習慣、日本との違いなどを紹介しています。

楽しい内容盛りだくさんでお届けしていますので、ぜひ、最後まで読んでみてくださいね☆

それでは、今日の不思議を一緒に見ていきましょう！

「焼酎を飲む前にはこれをしないと！」

韓国ドラマによく登場するお酒といえば、焼酎ですね！

韓国では「소주/ソジュ」といいますよ。あの緑色の瓶、みなさんも見たことありますよね？

会食でサムギョプサルを食べるとき、家でラーメンを食べるとき、屋台で飲むとき、傍らには必ずといっていいほど韓国焼酎の瓶が置かれています。

この韓国焼酎を飲むシーンにちょっと注目してみてください！

日本人には見慣れない、ちょっと不思議な行動が見られますよ！

まず、焼酎を開ける前に瓶をクルクルと回します。

つづいて、瓶を逆さまにして底を肘でコンコンと叩きます。

さらに、フタを開けたら瓶の口を指で弾くようにピンピンと軽く叩きます。

こんな動きをしているシーン、見たことありませんか？

ただのパフォーマンス？それとも何か理由があるのか…気になりませんか？

諸説あるのですが、実はこんな理由があるといわれているんです。

一つ目の説は、昔の韓国焼酎にサッカリンが使われていたからというものです。

このサッカリンというのは、人工甘味料として使われていた成分なのですが、瓶の底に沈殿しやすいものだったんですね。

沈殿したサッカリンを全体に行き渡らせるために逆さまにしたり、回したりしてから飲んでいたといわれています。

また、別の説もあります。

現在の韓国焼酎のフタはアルミ製ですよね。

しかし、昔はコルクで栓をしていたんです！

そのコルクを抜きやすくするために、逆さまにして瓶の底を肘で叩いたり、瓶の口を指で弾いたりしていたようなんです。

その頃の習慣が残っていて、今でも焼酎を飲む前には、この一連の動きをすることが多いようです。

ただ、現在は材料も変わっていますし、コルク栓でもありません。

なので、この動きをする必要はないといえばそうなのですが、飲み会でこれをするとすごく盛り上がるんです笑

今では焼酎を飲む前のパフォーマンスとして楽しまれている一連の動作ですが、実はこんな理由があったとは驚きですね！

それでは、次の不思議も見ていきましょう！

「中身は何が入っている？韓国のパウチドリンク！」

韓国ドラマを見ていると、日本では見慣れないパウチに入ったドリンクを飲んでいるシーンが出てきます。

このパウチの中には、いったい何が入っているのでしょうか…？

中身の種類は色々あるのですが、実はこれ「보약（ポヤク）」と呼ばれる韓方薬なんです！

「보약（ポヤク）」は、漢字では「補薬」と書きます。

「補う薬」と書くように、その人の体調や目的に合わせて調合して作られます。

疲労回復のための滋養強壮剤から、体質改善やアンチエイジング、妊活など、体質や症状、目的に合わせて調合が変わります。

この「보약（ポヤク）」は、「한방의원（ハンバンウィウォン」と呼ばれる韓方医院で作ってもらえますよ。

韓国では、この韓方医院が身近な存在なんです。

食が細くなってしまったお年寄りから、妊娠を希望している人、体調を万全に整えたい受験生、日々忙しいビジネスマンなど、老若男女問わず頼りにしている人が多いです。

ちなみに、漢方と韓方の違いって、みなさんご存知ですか？

どちらも中国から伝わった中医学がベースになっていますが、日本人の体質や風土に合わせて発展した医学を漢方といいます。

そして、韓国人の体質や風土に合わせて発展したものを韓方といいます。

ベースは同じですが、それぞれの国によって独自に発展していった違いがあるんですね。

さてさて、「보약（ポヤク）」の気になるお味はというと…やはり薬なので美味しいとはいえないようです。

昔から「良薬は口に苦し」といいますからね～！

ただ、なかなかのお値段がするということで、みんな我慢して一滴残らず飲み干しているようですよ笑

いかがでしたか？

今日の内容は楽しんでいただけたでしょうか～？

今後も韓国の文化に興味を持ってもらえるような内容を、みなさんにたくさんお届けしていきたいと思います！

今日も最後までご覧くださって、ありがとうございました＾＾

それでは、また「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」でお会いしましょう♪

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