クイジナートの「エアフライ オーブントースター」はハイパワーな熱風で シナシナのコロッケもサクサクに
Cuisinart(クイジナート)より、エアフライ オーブントースター(TOA-38)が9月下旬に発売されます。前モデルを愛用していたので、新モデルは何が変わったのか、気になるところです。そこでメディア向け説明会に行ってきました。
クイジナートのキッチン家電といえばどんなキッチンに置いても「さまになる」スタイリッシュなデザインが特徴ですが、デザインがカッコイイというだけではありません。
大きなファンと5本のヒーターでムラなく温度を上げる
コンベクションオーブントースター最大クラスの大型ファンが天面に搭載されています。かなり大きく、このサイズ感に驚きました。庫内の熱が一定になるので、エアフライ調理も食材にムラなく熱を通し、揚げ物などもサクサクに仕上がるとのこと。
上に3本、下に2本の石英管ヒーターを搭載。上に3本もあるのはめずらしいですね。しっかり加熱できそうです。
下のヒーター2本には、ちゃんとカバーがかぶせてありました。チーズなどが下に落ちてヒーターについてしまい、煙が発生したり、黒くなってしまったりすることもよくありますが、これなら防ぐこともできそうです。
新モデルからは下のヒーター付近に水を入れることができるようになり、スチームトーストも可能です。そのため、熱風とスチームでカリッとした仕上がりに。焼いた冷凍パンを試食しましたが、中はしっとりしていました。一度に4枚焼けるのも嬉しいですね。
高火力で、揚げない唐揚げも抜群の美味しさです。表面に油を少し塗ったほうが美味しくできるそうです。下には余分な脂がたくさん落ちていました。
グリルコンテナも付属しているので、さまざまな調理もできます。グリルコンテナトップは単体で使用することもできますし、フタ代わりにもなります。グリルコンテナボックスは少し深いので、こちらに食材をいれてさまざまな料理ができます。
とにかく火力が強いので、オーブンやグリル調理は得意です。「鶏もも肉のパリパリ」は北京ダックのようなパリパリ感! これまでさまざまなオーブンレンジを試してきましたが、これほどパリパリだったのは初めてです。中はとってもジューシー。これが15分でできるのはいいですね。
火加減の調整が難しいハンバーグやケーキなどもできます。
海外メーカーですが、レシピは日本向きで作りやすいものばかりです。いなり寿司餃子はとてもユニーク。たった12分でできます。
揚げ物などの温め直しも得意です。しっかりしたファンで熱風をムラなく届けるので、しんなりしてしまったコロッケもサクサクに。電子レンジで加熱したコロッケと、エアフライオーブントースターで加熱したコロッケの表面は明らかに違います。前者はぷよぷよ、後者はサクサクでした。
デザインがカッコイイのですが、内部も進化してパワフルになり、色々な使い方ができそうです。トーストもスチームを使ってふんわりと焼き上がりますし、調理も幅広くできます。オーブントースターとしてはサイズはちょっと大きめですが、それでもこれだけ美味しく焼き上がるのであれば、ぜひキッチンの置き場所を確保して使いたい……そう思わせる製品でした。