八千代台の少しレトロな街並みの中に、POPなお店を発見。

さまざまなアメリカン雑貨が置いてあり、派手な色合いでどれも一度は使ってみたくなるようなものばかり。

そして店主さんの明るくポジティブなお人柄により、訪れたお客さんが気がつけば日頃の悩みを話してしまうようなアットホームな雰囲気がこのお店にはありました。

今回はそんな「Variety store 935STAR」をご紹介します！

Variety store 935STARとは

カラフルでPOPなアメリカン雑貨を中心に、コーラにハリボーなどのお菓子も扱っています。その他にもアメリカのスーパーの広告が好きだという店主さん（以降アイさん）がそれらを組み合わせて作る、1点もののスマホカバーなどもありました。

普通のアメリカ雑貨屋さんは、客層もよりマニアックな傾向があるそうですが、935STARさんは、小さい子供からお年寄りまであらゆる人が訪れるそうです。

お店の様子

お店の外観は赤と青の派手な色合いで、通りかかったら入ってみたくなります。

お店の前にあった看板は手作り。現在はディスプレイのお仕事も受けられているそうです！

日本じゃ見かけないようなジュースも置いてあります。

時々食べてみたくなるアメリカンなグミのお菓子も！

お店に入って視線を右にやると、たくさんのグッズに圧倒されます。

POPな絵柄のステッカーや缶バッジも豊富にあり、車やバイクコミュニティの方々が自分のお気に入りの車体に貼ったりしている様子が想像できます。

レジの方にはタフティングで作られた「935STAR」のラグがありました。（これはあの有名なアニメ映画のタイトルロゴのオマージュでしょうか？）

このように店内は POPな商品や装飾によって賑やかになっています！

1点もののグッズ

今回、私が特に気になっていたのがこちらのスマホカバー。

表面は海外の広告誌面が使われているそうです。どれも1点もの！

ちなみにアイさんはアメリカのスーパーの広告が好きで、ハワイ旅行に行っても海より現地のスーパーや飲食店巡りがメインとなるそうです。現地の人の生活が感じられる旅ですよね。

スマホカバーは、旅先で集めた広告を活かそうと思ったのがきっかけで出来上がったそう。

ポイントはよく見てみるとわかるのですが、実は同じ誌面と思わせながらも、さりげなく別の広告の一部も組み合わせているところ。

通常の広告ではペプシ以外の商品のことも掲載していますが、スマホカバーを作るときに全部ペプシの広告のようにしています。そうすることで、デザインとしてかっこいいですよね！

作られたスマホカバー表面は紙素材なので、少し撥水加工は施すものの、基本的に紙の質感を残しておきたいとアイさんは言っていました。

これはアイさんの持つ「1点ものへのこだわり」に通じていると思います。

1人1人生活スタイルが違う中で、カバーの擦れ具合や色褪せは変化が出てきます。結果的に革ジャンのように、それが味になっていく良さが手作りにはあるよなと感じました。

※スマホカバーは素材持ち込みでも製作していただけるようなので、気になった方はオーダーしてみましょう！

こちらもスマホカバーと同じ発想で作られた植木のラベル。自分の部屋をアメリカンに揃えるのもありかなと思えてきますね。

そして今935STARが最も推しているというのがこの「アートフレーム」。

写真を特別な紙に印刷し、その上から加工を施すことで、写真そのものよりも味わい深いノスタルジックな風合いになるというアート。

これはアイさんが考えたそうで、具体的にどうやって作るのかは「企業秘密」だと言われました。（気になっちゃいますよね！）

そんな秘密によって出来上がるフレームアートですが、同じ写真を用いても、色の発色具合などによって全く同じものはできないそうです。ここにも手作り1点物の良さが感じられます。

アイさん曰く、今後はこのアートフレームでいろんな展開をしていきたいとのこと。

私は卒業式にアートフレームをもらったら個人的に嬉しいなと思いました。

あと、他にもワンちゃん用のグッズもプロデュースされていました。

可愛い色合いで、自分が犬を飼っていたら身につけさせたくなりそうです！

人との繋がり

お店を開いて18年ほど経つそうですが、それまで色々な人との繋がりがあったそうです。

お店のロゴが描かれた木製のお皿は、お店に訪れた方とちょうど一緒に何かしようかという実際にその方が作ったもの。

そしてこちらはお店のお祝いのために、お客さんが作ってプレゼントしてくれたもの。

他にも、お店の外観を描いた油絵もありました。

こちらは、アイさんが過去にしばらくお店を休業していたことがあり、営業再開のタイミングで当時中学生だった子からプレゼントされたそうです。

幅広い人に愛されているお店だということがわかりますよね！

店内ではコーラを購入することができました。アメリカンなお店でアメリカンな飲み物は最高ですよね！（瓶の感じがいいですね！）

人との繋がりでいうと、935STARさんは、通常営業が終わると、夜に予約制でみんなで話す時間を設けています。

これはアイさん曰く、「このお店を居場所だと思ってもらいたい」という思いからだそう。

実際にお客さん同士が意気投合して、呑みに行ったこともあるそうです。

もし何かモヤモヤ悩んでいることがあったら、夜の935STARで人と話すこともありだと思います！私も今度行ってみたいなと感じました！

まとめ

今回、さまざまなアメリカン雑貨の物量に圧倒されながらも、それ以上に気づいたらアイさんに自分のこれからの人生相談を聞いてもらっていたことにびっくりしました。

なかなか、普通のお店ではお買い物をするくらいで、なかなかここまでお店の人と話すことはないと思います。

いつの間にか自分のことをさらけ出して話たくなるような魅力が、このお店と、店主さん自身にあるんだなと感じる取材でした。

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