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【沼津市】沼津愛鷹山麓の伝統野菜!ほくほくの食感が絶品、冬に旬を迎える「大中寺いも」

ぴんちょす食べ飲みあるきブロガー(沼津市)

こんにちは、静岡県沼津市在住ブロガー、ぴんちょすです。

ここでは僕が沼津市で出会った素敵なお店やイベント、美味しいものや楽しいことをシェアしていきます。

沼津市愛鷹山麓で古くから栽培されてきたという伝統野菜「大中寺(だいちゅうじ)いも」

以前から存在は知っていて、ぜひ食べてみたい…と思っていたところ。

沼津市内で行われた農産イベントで販売されているのを見かけてゲット!食べてみることにしました!

大中寺いもは愛鷹山麓で昔から栽培されてきた伝統野菜です。百年ほど前、御滞在の皇室の方々を大中寺において地元名産の里芋でおもてなししたことから「大中寺いも」と呼ばれるようになりました。大きさは赤ん坊の頭くらいのオバケいもですが、きめ細やかで煮崩れせず、絶妙な美味しさです。収穫は10月から12月。(沼津商工会議所「沼津ブランド」公式サイトより)

地元沼津、愛鷹山麓で古くから栽培されていたというサトイモの一種「大中寺いも」。

通常のサトイモと違って、赤ちゃんの頭くらいはあろうかという超大型のお芋で、収穫期を迎えた後の11月~2月頃の間、地域で出回るんだとか。

沼津市中沢田のお寺「大中寺」さんで直売、またはネット販売(販売サイトはこちら)されているほか、沼津商工会議所「沼津ブランド」公式サイトによると近隣の「角田農園直売所」さん、「JAふじ伊豆金岡産直市」さん、「飯田商店」さんで取り扱いがあるそうです。

沼津市の伝統野菜「大中寺いも」
沼津市の伝統野菜「大中寺いも」

今回いただいたのがこちらの「大中寺いも」

本当に赤ちゃんの頭くらいはあろうかというサイズにびっくりしつつ…

思い切って包丁でふたつに割ってみると、ゴツゴツした外見に似合わず、中は真っ白くてきめ細やか!

いもの中は真っ白くきめ細やかです
いもの中は真っ白くきめ細やかです

いろいろな食べ方があるようですが…まずはシンプルに。

ひとくちサイズにカットしてから、さっと水で洗い、水からじっくり茹でてみました。

まずはシンプルに茹で上げで
まずはシンプルに茹で上げで

茹であがったところをシンプルにお塩でいただいてみると…

「ホクホク」食感と「シャッキリ」食感、そして「ネットリ」食感が入り混じったような独特な食感。

クセの無い味わいと優しくじんわり広がる美味しさが素朴で、とっても美味しいお芋です!

お塩は沼津市戸田地区の「戸田塩」を使ってみましたが、これが実によく合います!

クセの無い味わいと優しい美味しさにホッとします
クセの無い味わいと優しい美味しさにホッとします

同じくひとくちサイズにカット、さっと下茹でしたお芋を甘辛い煮汁で煮物にしてみました。

煮汁をよく吸ってくれるお芋は、ややねっとり感ととろり感が増してこれまた美味しい!

初めて食べた味でしたが、どこかホッと心安らぐような、懐かしい味わいです。

ホッと安らぐような優しい味わいです
ホッと安らぐような優しい味わいです

さらにもう一品。

「揚げ物にすると美味しい」という話を聞いたこともあったので、先ほどの茹でいもや煮物よりももう少し小さめに切って、油でカラッと揚げてみました。

フライドポテトならぬ、いわば「フライド大中寺いも」です。

油でカラッと揚げてみました
油でカラッと揚げてみました

揚げあがったところにこちらも軽く塩を振っていただいてみると…これがまた美味しい!

他の食べ方よりも「ホクホク」感が強まったような感じで、でも表面はややカリッと感が強くて…

ビールのおつまみにはピッタリの一品になりました!

フライド大中寺いも、おつまみにピッタリの美味しさでした
フライド大中寺いも、おつまみにピッタリの美味しさでした

というわけで今回は沼津市の伝統野菜「大中寺いも」を食べてみました!

今回いただいた以外にも美味しそうな食べ方がいろいろあるようで、他にもぜひ試してみたい!

冬の時期に旬を迎える今だけの味、ぜひ味わってみては!

ではでは今回も、ごちそうさまでした!

販売施設情報(公式通販サイトより)
・大中寺(〒410-0006 静岡県沼津市中沢田457)ほか
・販売期間:11月~2月
・公式通販サイトはこちら
・沼津商工会議所「沼津ブランド」公式サイトはこちら

食べ飲みあるきブロガー(沼津市)

静岡県沼津市の<底なし沼>な魅力にハマっちゃった人。沼津の美味しいものの食べあるきや美味しいお酒の飲みあるき、楽しいイベントの体験をシェアします。「沼津っていいな」の輪が広がればいいな、と。県外出身、妻と2人暮らし。

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