【長野市】緑のチカラで涼しさを体感しよう。長野駅前で「グリーンインフラ体験」ができる。
今年の夏は、6月の季節外れの暑さから始まり、8月に入ってからも連日の猛暑日で、熱中症警戒アラートが出ている地域も多くあります。少しの時間外に出るだけで汗が止まらず、夕方にはぐったりという方も多いと思います。
私たちが子供の頃は、こんなに暑い日が続くことはなかったと思いますが、環境省のHPを見てみると、この異常な暑さは地球温暖化が原因と言われていて、世界中で問題視されています。
世界の国々ではゼロカーボンの活動がはじまっています。ゼロカーボンは、温暖化ガス排出を実質ゼロにする運動です。
長野市内で会場や会期を分散させて、楽しく、わかりやすく、ゼロカーボンを体験するのが、「ゼロカーボン長野プログラム」です。
直射日光に長時間照らされて暑くなった舗装や道路、エアコンの室外機からの熱風などで、市街地の日中の温度は一気に上昇します。長野市内でも、朝早い時間でも既に気温が上昇していることがあると思います。このような状態をヒートアイランド現象と呼びます。
このような現象は、芝生や樹木などの緑を増やすことで緩和されるそうです。このような緑のスペースをグリーンインフラと呼ぶそうです。
長野駅善光寺口駅前広場に、グリーンインフラのスペースが設置されています。舗装の表面と芝生の緑化スペースの表面温度を測定し、グリーンインフラの効果を実証試験しているそうです。この緑のスペースには自由に立ち入りできるそうなので、涼しさや芝生の踏み心地などが体験できます。もちろん、入場は無料です。
設置期間は2022年7月10日までとなっていましたが、最大8月10日まで延長するとのことです。
ちなみに、長野市松岡にある、サンマリーンながのに併設している「長野市リサイクルプラザ」では、「ゼロカーボンさみっと2022」と題してイベントを実施していました。※現在は終了しています。
今年の夏は電気代も高くなり、エアコンはなるべく節約したいと思うものの、連日の猛暑でそれも難しい状態だと思います。
実際にグリーンインフラを体験することで、エアコンだけに頼らない涼しさを感じる方法が見つかるかもしれません。熱中症にならないよう、無理なく節約していきたいですね。
グリーンインフラは、なかなか体験できる機会がないと思うので、長野駅におでかけの際はぜひ体感してみてください。
ゼロカーボン長野プログラム2022
●グリーンインフラ体験
- 会場 長野駅善光寺口駅前広場
- 会期 2022年6月16日~7月10日※最長8月10日まで
- 入場 無料
- 公式HP