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【横須賀市】徹底調査!史上初8/3・4 高崎から直通・臨時特急「鎌倉・横須賀まち巡り」横須賀来てね

うみのとなり地域クリエイター(横須賀市)

横須賀の楽しい情報を発信!うみちゃんです。

今、話題の高崎線から鎌倉・横須賀エリアへ直通する夏の臨時特急「鎌倉・横須賀まち巡り」。

現在、高崎から横須賀に来るのには、大船で横須賀線に乗り換えなければいけないため、直通する列車は大変珍しいです。

2024年8月3日(土)・4日(日)の2日間限定、E257系5両編成、全車指定席で運行します。

鎌倉・横須賀海まち巡りの運行表 

高崎から横須賀の時刻表です。高崎から横須賀までは約3時間の旅。

高崎07:22 発
本庄07:42 発
熊谷08:05 発
鴻巣08:20 発
上尾08:36 発
横浜09:49 発
大船10:04 発
鎌倉10:14 発
逗子10:21 発
横須賀 10:32 着

横須賀駅から高崎駅の時刻表です。

横須賀 17:07 発
逗子17:16 発
鎌倉17:21 発
大船17:28 発
横浜17:44 発
上尾18:47 発
鴻巣18:59 発
熊谷19:11 発
本庄19:27 発
高崎19:41 着 

なぜ臨時特急「鎌倉・横須賀まち巡り」が運行が決まったの?

東日本旅客鉄道横浜支社広報担当者様にお話を伺いました。

Q1 なぜ高崎駅を始発にしたのか?
A. 高崎線内(群馬~埼玉)から観光スポットの多い鎌倉・横須賀エリアへ乗り換えなしの直通特急を設定することで、夏休み期間の新たな観光流動が生み出せればと運行に至りました。

Q2 高崎駅~横須賀駅間の停車駅の選定の理由・運行時刻の理由があれば教えて下さい
A. 朝、群馬や埼玉からアクセスしやすい時間を考慮し、設定しました。
高崎線内はお客さまの乗車駅として、沿線人口が大きい駅、また横須賀方面への速達性を考慮し停車駅を決定しました。
横浜から横須賀方面への停車駅については、列車のコンセプトに合わせて観光地として魅力的な沿線の駅を選定しました。

Q3 横須賀駅終点の理由があれば教えて下さい
A. 横浜エリアや鎌倉エリアと異なる魅力を持った横須賀を目的地にしたいと、設定をしました。
衣笠や久里浜なども観光地として魅力がありますが、横須賀を思う存分に楽しんでもらいたいと考えています。

横須賀駅は開業135年

明治22年(1889)6月に大船-横須賀間の開通に伴い、横須賀駅が開業しました。今年で135年を迎えます。

現在の駅舎は1914(大正3)に建てられた駅舎の形をとどめて、1940(昭和15)年に新築されました。

天井は三角形を単位として組まれた構造形式の木造トラスです。

コンコースやホームの特徴

横須賀駅は全国でも数少ない階段のない駅です。物資輸送を効率的に行う目的でフラットにしたという説があります。

ホームの屋根も木造です。

屋根を支えている柱の一部は明治時代の外国製古レールを使用しています。

明治時代には鉄道のレールをイギリスやドイツから輸入していました。その後、八幡製鉄所にてレールを製造するようになったため、古いレールは不要になり、建築物へ再利用されました。

錆びて見えにくくなっていますが、「UNION D 1885 NTK」という刻印が見えますね。UNIONはウニオン製、Dはドルトムント、1885は1885年、NTKは日本鉄道の略です。

手前の線路が2番線です。現在は雑草で覆われてほとんど見えなくなっていますが、最も海側の線路は、天皇陛下が鉄道を利用される際に運行される「お召列車」用に使用されていました。

横須賀駅を下車された際には、ホームや駅舎から135年の歴史を感じていただきたいです。

横須賀来てね!高崎行くよ!

横須賀駅の目の前は、横須賀港の美しい海が見えます。

港に沿って作られたヴェルニー公園の対岸には米海軍基地とフランス人技師ヴェルニーが建設に貢献した旧横須賀製鉄所跡地を眺めることができます。

海上自衛隊の大迫力の護衛艦や米海軍のイージス艦なども見ることができます。

この横須賀港を巡るYOKOSUKA軍港めぐりは一度は体験していただきたいスポットです。

市内の観光スポットを巡るには、三笠循環バスがおすすめです。

詳細はこちら
大人は一律200円、小児(6歳から12歳)は一律100円(現金・IC共通)
横須賀市観光案内所などで1日乗車券を大人300円、小児150円で販売しています。

直通・臨時特急「鎌倉・横須賀まち巡り」に乗車して、車窓を眺めながらの夏の鉄道旅は楽しそうですね。

群馬県、埼玉県に住む皆様、ぜひ横須賀に遊びに来てくださいね!

筆者も「鎌倉・横須賀まち巡り」に乗って、遠出してみたいと思います。

【問い合わせ】
東日本旅客鉄道株式会社
JR東日本お問い合わせセンター
電話 050-2016-1600
公式HP(外部サイト)
※取材・撮影協力:東日本旅客鉄道横浜支社

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地域クリエイター(横須賀市)

広報・営業・マーケティング歴約20年、ライター歴5年 「横須賀っていいな」「行きたいな、住みたいな」と思ってもらえる情報を発信しています。 地元の人々の温かさと魅力を伝えたい! 月間MVA2023年7月、2024年7月受賞 取材希望の方はSNSからお気軽にDMくださいね。

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