北本市本町、北本市役所近くにある「恋人は麻婆豆腐　埼玉北本本店」。

赤と黄色の店舗が目を引く店構え。何より店名が気になるのでさっそく入店していきます。

中華街を訪れたかのような店内。席はカウンターのみです。

券売機での先払いのシステムです。メニューはシンプルに麻婆豆腐のみ。

食券を渡したら、目の前で調理が始まります。中華鍋で麻婆豆腐が調理される様子を間近で見ることができます。ジャッジャッという小気味のいい音と熱気と香りが、食欲をそそりますね！

こちらは、レディースコース。麻婆豆腐はハーフサイズになります。

麻婆豆腐コースのトッピングにニンニク&ショウガをトッピングしました。こちらのお店の麻婆豆腐は花椒（山椒）が香る、痺れがくる辛さが美味しい四川麻婆豆腐です。

辛さは、1辛〜5辛まで選ぶことができますが、1辛でも最低限の辛さがあります。辛いものが苦手な方は1辛がおすすめだそうです。「痺れ（山椒）」については、控えめに調理されているので、物足りない方は、卓上に置いてある山椒をかけてお好みで調整することができます。

目で見ても楽しい色鮮やかな麻婆豆腐。2辛でも満足感がある辛さで、ご飯がすすみます！　辛いだけでなく、旨みもあり、とても良いバランスです！　

食後にいただく杏仁豆腐は、麻婆豆腐で熱々になった口内にじんわり広がる甘味がありがたい。

こちらのご店主さんは、元々麻婆豆腐が好きで、食べ歩き、独学で麻婆豆腐を勉強したのちに、こちらを出店したそうです。店名は、第一に【記憶に残ること】が大事との考えから、一度目にしたら忘れることのない「恋人は麻婆豆腐」に。その他にも、ポジティブな響きであったり、目にしたら声に出したくなる店名になるように考えられたそうです。略して「恋麻」として愛されています。（ちなみに最後まで悩んだ店名候補のもう1つは「無人島には麻婆を。」だそう。）出店を機に初めて北本市に来たそうですが、今ではすっかり北本市を愛する北本市民になったそうです。店名についている「埼玉北本本店」は、お店の名が知れることで、「恋人は麻婆豆腐があるのは埼玉県北本市」と北本市へ恩返しをしたいからだそう。麻婆豆腐も熱いですが、ご店主さんの気持ちも激アツです！

店名もさることながら、この味と痺れも記憶に残るお店です。暑い季節、食欲も落ちてしまうこともあると思います。こちらの麻婆豆腐で食欲も体力も回復しましょう！