鴻巣市・北本市で活動する「ひなとま食堂」。こども食堂ですが、こどもはもちろん親も大人も、みんなの居場所になることを目的とした食堂です。事前の申請も必要なく、「行きたい」と思った時、「今日は行く場所がない」と困った時に遊びに行くことができます。

食堂内での子どもたちは、各々好きなことを過ごしていました。宿題している子、ゲームしている子、お手伝いしている子も。おうちのリビングにいるような、ラフな空間ですので、緊張せずに遊びに行けるのではないでしょうか。そして子どもは100円、大人は300円で温かい食事をいただくことができます。みんなで食べることで孤食を減らし、学校給食ともまた少し違う「家庭の温かさ」を感じることができます。

これはこどもたちだけでなく、親も大人も同じ。話を聞いてほしいけど、誰に相談したらいいかわからないことってありますよね。そんな時は「ひなとま食堂」ボランティアスタッフさんに話してみてください。何か糸口を見つけようと親身になってくれる、みんなの居場所なんです。

そんな「ひなとま食堂」の冬の予定が届きましたので、お知らせします！

夏休みに実施し、好評だったお弁当配布を冬休みの期間再度行うとのことで、たくさんひなとま食堂に遊びに行けそうです♪

お弁当配布は少しでも多くの地域のこどもたちに届くようにと、毎回異なる地域で配布しているそう。2024年夏休みの配布時より場所が増えていることも、地域による「みんなの居場所づくり」が広がっていることがわかり嬉しいですね。

12月27日には人形町自治会館前（八幡神社の境内）にて、餅つきを開催するそうですよ！　鴻巣市、北本市内でも餅つきをするご家庭は減ってしまいましたが、こどもたちには昔ながらの日本の習わしを。大人やご年配の方は、懐かしんだり、久しぶり張り切ったりできる機会ですね。もちろんこちらもどなたでも参加できます。出来たてのお餅、美味しいですよね。美味しいだけでなく、なぜ正月に向けてお餅をつくのかなどの由来を知るきっかけになりそうな素敵な企画です！

毎回楽しいイベントを開催し、安心できる、でもワクワクもできる居場所の「ひなとま食堂」。ぜひみなさんに一度足を運んでほしいですし、周りに困っている子どもさん、大人の方がいらっしゃる方は、「こんなところがあるよ、知ってる？」と、どんどん広めてほしい場所です。