堀切の餃子の名店として長く愛されてきた「哈爾濱餃子」さん。

そのあとを引き継ぐように、同じ哈爾濱（ハルピン）の味を継承する名店が、2023年12月末オープンしました。

「独一処餃子 堀切店」です。

とうとう訪れることが叶わなかった「哈爾濱餃子」さんをしのびつつ、本場・哈爾濱の餃子を、ねこらーまんついに初体験してきました♪

「哈爾濱餃子」からのバトンタッチ！　堀切「独一処餃子」

堀切菖蒲園駅から南へ歩くこと、２分。まっ赤なテントの「独一処餃子」さんにやってきましたよ。

こう書いて「とくいっしょぎょうざ」さんと読みます。

カウンターのみ5席、椅子の後ろは10センチの空間があるやなしやという超コンパクトな店内に、すでにお客さんがお二人。

なので食券を買って一旦外へ出ます。

で、反対側から再び店内へ（笑）。

席に着くと、不思議とそんなにせまさは感じないんですね。

せまいながらも清潔な店内は、意外と居心地がいいです。

「独一処餃子」さんは葛西に本店を置く、30年以上の歴史を持つお店。食べログ100名店にも選出された名店なんですよ。期待が膨らみますよね～（笑）。

さて食券を渡して待つことしばし。いよいよ、初めての味にご対面です！

もっちもち水餃子＆初体験「牛肉トマトラーメン」

お待たせしました～とカウンターの向こうからやってきた、こちらがねこらーまんの「独一処餃子」初チョイス。

牛肉トマトラーメン！

お店入り口に貼られた写真を見たときから、気になって仕方がなかった一品です。赤いスープにパクチーの緑が映える、ビジュアルも優秀なこの一杯。

まずはゴロゴロ乗っかっている牛肉から…いただきま～す！

と、ごらんくださいこの大きさ！　カットステーキと言っても過言ではないサイズです。一口ほおばると…わぁ、やわらか～い♪

噛みしめると、じゅわ～っと牛肉の旨味が広がります。「ラーメンの具」のポテンシャルをはるかに超えている…これだけで瓶ビール一本空いてしまいそうです。

とはいえやっぱり、主役は麺。と箸を上げてねこらーまん、ちょいと意表を突かれました。

麺が白い、太い、丸い…これ、ねこらーまんの知ってるラーメンじゃない！？　どんな味なんだろうとドキドキしながら、いざ実食。

おっ、やっぱり食べなれたラーメンとは一線を画す味わい…まず食感が、ツルツルかつモチシコ？　これは、うどんに近い！？

そして独特な味わいを醸すのがこのスープ。トマトは生を使っているのでしょうか、しっかりと果肉を残し、程よい酸味と甘みが効いています。

実はあまり得意ではないのですが、適したお味に適量のパクチーはこんなに合うんだ～、とちょっと感動しました。

ちなみに、赤いですが全く辛くはないですよ。辛そう～と敬遠されていた方、安心してお試しくださいね。

食べ進めていると、真打登場。餃子がやってきましたよ！

本場は焼きよりも水餃子が主流らしい、ということで水餃子をいただきます。

なんか、コロンとしてつやつやして、かわいいなぁ（笑）。

割ってみると、文字通りあふれ出る肉汁！

これ、一応割りましたがみなさんはぜひ一口で食べてくださいね。この肉汁がもったいないです。

「独一処餃子」さんの水餃子は、白菜とニラの2種類。お値段はどちらも480円ですが、白菜は5個、にらは6個と個数が違います。今日はラーメンもいただくので、5個の白菜をチョイス。ではいただきま～す。

うわぁ～、やさしい…！　これはまるで、固形の薬膳スープ！？　もっちりした肉厚な皮と優しい味わいの肉餡が、お口の中で肉汁と一つになって…なんだかまた別の麺料理みたい。

にんにくは使われていないんですね。あっさりと食べやすく、5個一気にペロリでした。

う～ん、これは来てよかったなぁ…初の哈爾濱の味で、ねこらーまんの食ワールドがグンと広がった気がします。

「独一処餃子」さん、おいしい餃子とラーメンをごちそうさまでした！

独一処餃子堀切店

所在地：東京都葛飾区堀切3-7-17

営業時間：11:00～15:00、17:00～22:00

定休日：火曜日