【渋谷区】新しい大人のくつろぎ空間は座り心地のよいベンチがある原宿のビルの屋上(無料開放)
原宿の中心街に新たな大人の憩いの場が誕生しています。原宿といえば若者が行きかう竹下通りのイメージが強いですが、平日、あるビルの上階は年齢層高めの大人が集うくつろぎの場になっています。
大人のくつろぎ場所、原宿のハラカド
この大人のための癒しの空間「ハラカド」を設計したのは、才能あふれる建築家、平田晃久氏です。50歳代の平田氏が考える「くつろぎ」に、同世代の大人たちが共感し、ハラカドに引き寄せられています。
座り心地が気になる年代
年齢を重ねると座り心地を求めるようになると言います。ハラカドのベンチに座れば、その不思議な心地よさから疲れが癒されること間違ありません。
低反発マットのようなやわらかい座面は藤で編まれたような模様の素材です。無料で座れるにはレベルの高い、まるで高級ホテルのプールサイドのような座り心地です。
あぜ道のような階段
屋上は洒落た森というよりは、昔懐かしい「あぜ道」の風景が細かく再現されています。
ふわふわの花穂を付けた「ネコジャラシ」や、隙間なく生えてきた自然のままの植物たちも、実はデザインされて植えられています。その自然そのもの「あるがまま」の風景が心地よさをもたらしています。
階段上からの見晴らし
階段を登ると遠くの景色が望めます。ビルの屋上の柵越しの景色ではなく、昔は遠くまで見渡せた「何もなかった田舎の原宿」を思い起こさせる、都会の喧騒を忘れ、一時の安らぎを提供する原宿のハラカドは、大人たちにとって新たな憩いの場となることでしょう。
屋上だけではない、くつろぎスペース4F「ハラッパ」
ハラカド4Fには、数多くの椅子やベンチが配置されたフリースペース「ハラッパ」が存在します。
東京の空き地は、販売用土地として厳重に管理され、子供たちが自由に駆け巡る風景はほとんど目にすることがありません。しかし、原宿中心街に位置するこの「ハラッパ」は、その常識を打破するような存在です。
屋上に続く5階6階はフードコート
「フードコート」は都心であまり見つけることができません。郊外のショッピングモールに多く存在しますが、ハラカド5階にはフードコートが設けられており、複数の店舗がテーブル席を共有しています。
屋上でくつろぎながら、ハラッパでゆったりと過ごし、フードコートで美味しい食事を楽しむことができます。
建物自体はスタイリッシュなデザインですが、エスカレーターを登れば、近所に夕涼みに行くのと同じような心地よさを体感できます。
東急プラザ原宿 ハラカド
東京都渋谷区神宮前 6-31-21
営業時間11:00~23:00
定休日なし
入場料無料
公式ホームページ