今年の秋彼岸は、9月19日から9月25日までの7日間。

本日は秋彼岸明けです。

彼岸の風物詩と言えば、田園を赤く染める彼岸花ですが、今年はあまり見かけないように感じます。

国指定史跡の七ツ森古墳群では、まばらに花が咲いている状況で、例年より非常に少ないのだそう。原因として、気候や環境の変化が影響しているのでは…と考えられているそうです。

鑑賞しないまま、時期が過ぎてしまうのは寂しいので、昨年圧巻だった『沼久保水辺の楽校』遊歩道の彼岸花を見に行ってみることにしました。

『沼久保水辺の楽校』は、富士宮市沼久保から富士市松野を結ぶ蓬莱橋の富士宮側にある公園。

公園の入口、富士川とは逆側に遊歩道があります。

遊歩道入口では、ほろ酔いの酔芙蓉が出迎えてくれました。

朝には白かった花が昼にはほんのりピンク色に染まり、夕方にはさらに濃いピンク色に変化していくこの花！お酒に酔っている美人に例えて酔芙蓉と名付けられたそうです。

18時までは、駐車場にも入れるので、平日でも仕事帰りに寄ることができました。

＊20分くらい前には管理人さんが施錠しに来る可能性もあり。時間に余裕を持って来てくださいね。

昨年は滝の周りも彼岸花が沢山咲いていたような気がします。

確かに例年よりは少なめで、散策路の方もまばらですが、来る価値あり！と思える景色が広がっています。

まだつぼみも多くあります。

彼岸花は秋の彼岸の時期に合わせたように花が咲き、彼岸明けとともに徐々にその姿を消して行きますが、今年は少しだけ、長く見られそうです。

昨年は見ることのなかった白い彼岸花も数本咲いていました。

秋の季語にもなっている彼岸花。涼しさを感じながら、虫の鳴き声、川のせせらぎと共に秋の風情を感じさせる景色に、ひとときをゆだねてみませんか？