2022年11月はソードアート・オンライン実装〜リンクスタートでした〜ナーヴギアはまだまだ遠い?
みなさんこんにちは、オタクシェフ稲垣です(パンケーキアート職人)歳をとると月日も早く進む気がしてなりません、というのもあのソードアートオンラインが発刊されたのが2009年、当時キリトニ厨二心を刺激された方もいまは立派なアラサーでしょうか…
(注:画像は焼き色だけで表現したパンケーキアートです)
あの原点、アインクラッド編が1冊でまとまった濃縮感は実にすばらしいものがありますが、あの物語を1層目から丁寧に書き直したのがソードアートオンライン プログレッシブというわけです。ソードアート・オンラインの本編は現在27巻、プログレッシブは2012年〜で現在8巻、ちょうど本編のアリシゼーションと並行して連載されていた感じでしょうか。
しかし当時予想された茅場晶彦、アーガス謹製「ナーヴギア」の発売、つまり物語の舞台である近未来だったのがなんと2022年…きちゃいました… 2022年…そんな「現在」ですがVRはそれなりに出回って、PSVR2も先日発表されたわけですが、この旅行や外出が難しかったコロナ禍にあってもネットやVRの環境が劇的に進化した感じではないというところにデジタル化の限界も感じてしまいます。
さて、視覚に頼るVRとはちがってナーヴギアはフルダイブ型、つまり脳と直接信号をやり取りして仮想世界を体験できるというところが大きく違うわけですが(映画マトリックスもそうですね)、SAOではそのナーヴギアを外部からはずそうとすれば被験者は死んでしまう、そしてゲーム内で死んでも同じく脳を焼かれてしまう、という恐ろしいシステムとなっております…
そんな危険な装備、ナーヴギアを安全に取り外しする方法はないものか?と皆さんツッコミどころを考えたことはありますでしょうか?考えましたよね??ね???
コンセントを抜く?>内蔵バッテリーでアウト
バッテリー抜く?>基板上のコンデンサでアウト
サーバーを停止する>バックアップでアウト
被験者を臨死状態にする(心肺停止)>脳死ではないからアウト
爆弾処理のようにシリコン注入とか冷却とか>たぶんアウト
一番現実的なのは脳を焼き切る部分の回路を解析してピンポイントで短絡、破壊
擬似信号を出力するユニットを作ってそれを人間と入れ替えてはずす
ナーヴギアが使用するのはマイクロウェーブ波(電子レンジ)なのでメッシュ状の金属フィルムを頭の間に入れてアースしてシールドにする
などでしょうか
停電でもアウトだとすればちょっとかわいそうですが、自宅から病院へ運ばれただろう時間にアインクラッドでもおおきな障害、何もできない状態が起きていたようですね(それはプログレッシブの作中でも語られております)
まあ何故それができなかったのかはストーリー上のお約束ですし、実際に病院にいただろうキリトやアスナ達の基礎代謝分のカロリーを供給したり(脳はけっこうエネルギーを使うでしょうし)床ずれしないように体をうごかしたり関節を動かしたりと実はいろいろと大変だったのではないでしょうか。
一人暮らしでゲームにダイブしていた人たちはどうやって助け出されたのか、など謎部分もありますが、およそ小説の世界の日本の政府の動きはシン・ゴジラ並みにすばらしいのでなんとかしたのでしょうね…(特に総務省には菊岡さんいますし)とはいえ実際にクリアされた期間の2年!もあれば何かしらの対策が講じられたでしょうし外部からゲームサーバー内に援軍を送り込む、せめてメッセを送ることぐらいはできたのではないでしょうかね。(そんな展開も今後プログレッシブであったりして?)
さてそんな夢のマシン、ナーヴギアの当時の価格は12万8千円(SAO同梱版)キリトくんがんばりましたね…とはいえ現代の最新ゲーミングマシンのグラフィックボードはその上をいっちゃいますのでこれはお値打ち価格といえるでしょう。
そして先日観てきたプログレッシブの劇場版第二作目、「冥き夕闇のスケルツォ」フロアボス戦はいまだかつてない興奮度でした。ちなみにアスナの親友というミトさんはアニメオリジナルキャラなので原作にはおりません。ですがこの方が1巻から登場しております。
原作プログレッシブはいま10年超を迎えておりまして、8巻でまだ第7層…ということなので、100層までは100年以上かかる予定です。
…つまりどこかで時間がドンと飛ぶか、SAOのように75層(未満)で終わるか、はたまたエルフとの共闘キャンペーンでキズメルさんたちと何かがおきるのか(でもこれはアニメではカット?されているのできっと無いかな)ということでしょうね。まさか死んでゲームオーバーとかにはなりませんので…
小説を読んでいてもセリフが松岡禎丞と戸松遥さんで再生されるのはきっとみなさん同じかと思いますが、はやくキリトくんにはほわんほわんしたアスナさんに現実世界で会わせてあげたいものです。
そして最後に茅場晶彦さんにお願いです。デスゲームをやるのはいいのですが(良いのかよ)ゼヒ主街区にムフフなおねえさんや女性ゲーマー向けイケメンNPCキャラのムフフなお店も実装してください。
それではまた〜
(文章 稲垣圭介)