【縮毛矯正をしている人へ】くせ毛・うねりにおすすめのシャンプーの選び方を教えます
一言で「くせ毛」と言っても、縮毛タイプや広がるくせ毛など種類はさまざま。
シャンプーを選ぶときも、自分がどんなくせ毛タイプなのか知ったうえで選ぶことが大切なんです。
この記事では、くせ毛・うねりに悩んでいる人へ、おすすめのシャンプーの選び方を解説します!
注意点
まず注意点として、シャンプーでくせ毛は治らないということは知っておきましょう。
じゃあ何のためにくせ毛におすすめのシャンプーを選ぶかって言うと、今のくせ毛の状態を緩和させて、扱いやすくすることが目的です。
種類を知っておこう
くせ毛には大きく分けて4種類あります。
波状毛…ウェーブ状の髪
縮毛…チリチリに縮れた髪
捻転毛…不規則にねじれた髪
連珠毛…デコボコな髪
日本人に多いのは波状毛のくせ毛で、ウェーブ状にうねるのが特徴。
波状毛や捻転毛はシャンプーで軽減しやすいくせ毛です。
ただ縮毛と連珠毛については縮毛矯正をかけた方が扱いやすくなります。
「治す」は無理だけど「対策」は可能
シャンプーでくせ毛を治すことはできないけど、対策することは可能です。
くせ毛と直毛を比較すると、髪内部の水分とタンパク質のバランスが違うんです!
くせ毛は水分とタンパク質のバランスが不均一なので、水分保持力を高めてくれる成分を配合したシャンプーを使うことで、くせ毛による悩みが軽減しますよ。
くせ毛対策シャンプーの選び方
それではくせ毛にピッタリのシャンプーの選び方を解説します。
優しい洗浄力
くせ毛やうねりを軽減するには、洗浄力が高すぎないシャンプーを選びましょう。
ダメージを受けたくせ毛はより広がりやすくなってしまいます。
髪表面には栄養を流出させないようにする脂質成分が存在していますが、高い洗浄力のシャンプーを使うと、この脂質成分が失われてしまいます。
そうすると髪内部の栄養が流出しやすくなり、ダメージを助長する結果に。
おすすめの優しい洗浄成分はこちらです!
- アミノ酸系
- 加水分解タンパク質
- タウリン系
- 両性イオン
ほとんどの方がカラーやパーマをしていると思うので、くせ毛やうねりに悩んでいる人は洗浄力の優しいシャンプーを選びましょう。
成分をチェック
くせ毛の場合、湿気など水分を含むとうねりや広がりにつながってしまいます。
そのため、髪を疎水性に導く成分がおすすめ。
疎水性…水に対する親和性が低く水に溶けにくい、あるいは水と混じりにくい性質のこと
おすすめの成分がこちらです。
- ジヒドロキシプロピルアルギニンHCl
- ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)
- セテアラミドエチルジエトニウム加水分解コメタンパク
- ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリオニウム
- リピジュア(ポリクオタニウム-51,61,64,65)
- ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa)
- 植物油脂類(ホホバ油、シア脂、アルガン油など)
特に上4つの成分はくせ毛やうねりを緩和させるためにピッタリ!
シャンプーを選ぶ際は成分もチェックしましょう。
シリコン入りもおすすめ
くせ毛は水分に弱く、湿気などの影響でうねったり広がったりしてしまいます。
そのため、疎水性を与えるシリコンもくせ毛対策にピッタリなんです。
くせ毛の場合にはシリコンインのシャンプーを検討してみてくださいね。
また、シリコンインのアウトバスの方がより疎水性を与えることができるので、シャンプーだけではどうしようもない場合、アウトバスも併用しましょう。
シャンプーでくせ毛は治せないけど扱いやすくすることは可能
完全に治せなくても、日常生活で「今日はくせ毛が抑えられてるな」って思える日が増えたらうれしいですよね。
今までシャンプーにこだわっていなかった人や、シャンプーの選び方がよく分からず買ってた人は、洗浄力や成分もチェックしてみましょう。
夏に向けて「髪がうねってきた」「縮毛矯正しないと・・」とお悩みの人は、ぜひシャンプー選びの参考にしてくださいね。