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お取り寄せ可。八丁みそ風味がくせになる静岡の「八丁みそまん」。きょうの一口和菓子

decocookie和菓子研究家

手軽に買えて楽しめる一口和菓子のおやつ、ご紹介するのはうなぎパイで有名な、静岡県の春華堂さんがつくる「八丁みそまん」です。

静岡県の西部、遠州地方の郷土菓子として発展してきたというみそまんですが、本来は味噌を使用しない黒糖まんじゅうが主流で、その色合いが味噌に似ていることから呼ばれ始めたのだそう。

一方、春華堂さんのつくる「八丁みそまん」は、同じみそまんでも、実際に八丁味噌を使用したお饅頭。お饅頭はこのような袋に入っていました。

ヴィヴィッドなパッケージが目を引く、八丁みそまん、らぶいで候
ヴィヴィッドなパッケージが目を引く、八丁みそまん、らぶいで候

可愛らしいイラストが描かれたヴィヴィッドなパッケージが目を引きます。
描かれているのは徳川家康公。2023年のNHKの大河ドラマ「どうする家康」の放送を記念して、2種類の家康公限定デザインパッケージで販売しているのだそう。

こちらは「八丁みそまん、らぶいで候」というパッケージで、もう一つは落ち着いた味噌色のパッケージで「八丁みそまん 家康公Limited」。どちらもお値段は一緒でした。

原材料はこのようになっていました。

春華堂、八丁みそまんの原材料
春華堂、八丁みそまんの原材料

袋を開けると、一つずつ包まれたおまんじゅうが二つ。

春華堂、八丁みそまん
春華堂、八丁みそまん

一つ取り出し、フィルムを開けると特徴のある皮のお饅頭が現れます。このボコボコはザラメ糖によるものだそう。

皮に特徴がある、春華堂の八丁みそまん
皮に特徴がある、春華堂の八丁みそまん

お饅頭を割ってみます。

春華堂の八丁みそまんを割ってみます
春華堂の八丁みそまんを割ってみます

八丁みそまんに使われている味噌は、愛知県産の八丁味噌。コクと香りがよく、中のこしあんと合わさった時の独特のあまじょっぱさが特徴です。

春華堂さんのつくるみそまんには3種類あり、この八丁味噌をつかったお饅頭の他に、静岡県の田舎味噌を使用した「田舎みそまん」、神奈川県産の「箱根路みそ」を使用した「箱根路みそまん」もあり、3種類の食べ比べセットも販売されていました。

家康公が愛したという八丁味噌を使った「八丁みそまん」、歴史ドラマ好きの方への贈り物に喜ばれそうですね。

八丁みそまんは、静岡県にある春華堂さんの店舗等で購入ができるほか、公式オンラインショップからもお取り寄せが可能です。今回は大阪にある阪急うめだ本店の地下1階、日本の銘菓撰で見かけましたので、お近くの方は、そろそろ始まる新茶の季節のお茶うけにいかがでしょうか。

ショート動画(38秒)でお菓子の質感を撮っています。購入される際のご参考にどうぞ。

今回ご紹介したお店とお菓子
春華堂
八丁みそまん らぶいで候 2個入 259円(税込)

和菓子研究家

YouTubeにて日本のお菓子と菓子作りを海外に紹介する菓子専門チャンネル「decocookie channel」を運営。伝統的な日本の菓子づくりだけでなく、今現在、海外で人気のある日本の菓子や知育菓子まで、幅広い日本の菓子を紹介しています。Yahooでは、奥深い和菓子を様々な角度からご紹介できればと思っています。

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