小倉北区、魚町の商店街を歩いていると面白そうな看板を見つけました。その名も「きいろと紫」。さつま芋を使ったスイーツの店頭販売のようですが、奥にイートインスペースもあります。

店の脇の看板には「さつま芋本来の美味しさと新しいさつま芋スイーツをお届け」と書いてありました。

店頭には芋を使ったドラ焼きや、さつま芋とバナナのモンブランなどの美味しそうな写真が飾られていました。これは期待できるかもと入店。

ショーケースにはおいしそうなスイーツがずらり！おすすめはきいろと紫のパフェ

店頭のショーケースにはプリンや特製のどら焼きなどおいしそうなスイーツが並んでいます。

大量に盛られた芋けんぴの食品サンプルを横目にレジへ行き、おすすめの「きいろと紫のパフェを注文しました。

店内での飲食でドリンクが１００円引きになるというのでさつま芋ラテの紫を注文。きいろと紫の二種類あって、紫の方が甘さ控えめだそうです。

明るいイートインスペースはおしゃれなカフェにいる気分

イートインスペースは店の奥にあります。清潔で明るい空間の中に４人掛けのテーブルが並んでいてちょっとしたカフェに入った気分です。

しばらくして、きいろと紫のパフェがやってきました。

カップに白と紫２色のソフトクリームがたっぷり盛られ、脇には大学芋と砕いた焼き芋が添えられています。

目を引くのはソフトクリームに刺さったパリパリのかりんとうのようなさつま芋の皮。甘いソフトクリームのアクセントに添えられているようです。

ソフトクリームの濃厚な甘さにびっくり！

ソフトクリームをひと口食べて、その濃厚な甘さに驚きました。濃いミルクの甘さがさつま芋独特の風味とよく合って芋の旨みが前面に出てきます。

くちどけもさわやかで一緒に芋の皮を食べるとパリパリの食感とまったりとしたソフトクリームのコントラストが絶妙。これは美味しい！

ここの大学芋はモノが違います。蜜の甘さは少し抑え気味ですが、芋本来の甘さと旨味が噛むたびに口の中に広がってたまらなく美味しい。柔らかな食感も絶品です。

さつまいものラテ（紫）も負けていない。

ドリンクとして注文したさつま芋ラテ（紫）にも、パフェと同様にパリパリの芋の皮が添えられていました。甘さを抑えた清涼感と芋の旨味を感じます。

少し心配した粉っぽさもなくしっかり美味しい。

店内熟成のさつまいもだからこそ

大満足で店を出ようとすると、入るときに見た芋けんぴは、賞味期限が当日限りと書いてありました。

店内熟成の生の美味しさはその日に食べてこそ味わえるのでしょう。大きな袋にいっぱい買って両手に持っている男性も見かけました。

甘さに加えて、さつま芋の旨みをじっくり堪能できるスイーツ。これは良い店を見つけました。

店に入る前に見た陳列ケースを見ると、どれもおいしそうに見えてきます。あのパフェやラテのクオリティを経験したからでしょうか。

次回は、さつまいものプリンと芋けんぴをテイクアウトしようと決めました。

御芋屋 きいろと紫 小倉魚町店