Yahoo!ニュース

白黒反転しただけに見えるけど、実は意外なアップデートも?ガンブレ版アストレイは伊達じゃない!

シゲチャンネルプラモデラー

こんにちは!
ガンプラをライフワークとしているモデラ―で、YouTube「シゲチャンネル」管理人のシゲユキです。

今回は、「ガンダムブレイカー バトローグ」より、HG GBBの「ガンダムアストレイレッドフレームインバージョン」をご紹介します。

※ HG GBB:High Grade Gundam Breaker Battlogue

HG GBB 10 1/144 MBF-P0S ガンダムアストレイレッドフレームインバージョン
定価 1,980円(税込)
2022年2月17日 発売

プレミアムバンダイ限定販売なので、一般のプラモデルお取扱店ではお買い求めいただけません。
ネットでは高額転売が横行していますので、購入価格には十分ご注意ください。

■前後ショット

素組み&無塗装です。
シールは付属の物を使用しています。

■サイズ比較

「HGUC No.191 ガンダム」と並べるとこんな感じ。

設定上の頭長高は、当機が17.53m、ガンダムは18.0mです。
スケールはいずれも1/144となります。

プラモデルとしてのガンダムのサイズは約12.5cmなので、
18.0m ÷ 144 = 12.5cm
となり、縮尺はおおむね正確です。

■バリエーション元と比較

左:当キット / 右:HGSG No.58 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)
左:当キット / 右:HGSG No.58 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)

当キットは、2013年8月24日に発売された「HGSG No.58 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)」のバリエーションキットとなっています。

両者は成形色のほか、関節構造の一部と、後述するジョイントパーツの有無が異なりますが、造形上の差はわずかで、おおむねカラバリと言える内容です。

左:当キット / 右:HGSG No.58 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)
左:当キット / 右:HGSG No.58 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)

「HGSG No.58 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)」は一般販売なので、最寄りのプラモデルお取扱店でお買い求めいただけます。

価格は1,870円で、当キットより110円安いです。

■パーツ構成

成形品が10枚に、ポリキャップ、シール、と、なっています。

XB2ランナー(写真中段1番右)以外は、すべて「HGSG No.58 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)」のキットと同等(色違い)です。

シールは結構ありますね。
後述する「ガーベラストレート」関連のものは、とても貼りづらいので注意しましょう。

ランナーの大きな写真は以下をご参照ください。
HG GBB ガンダムアストレイレッドフレームインバージョン [MBF-P0S] 10(当方のブログです)

■付属品

本体以外の付属品は次のとおり。

  • ビームライフル
  • ガーベラストレート
  • シールド
  • バクゥ偵察タイプ頭部ユニット
  • ウェポンマウンタ
  • ビームエフェクト
     長 x 2
     短 x 2
  • ジョイントパーツ
     握り手  [左右]
     平手   [左右]

ハンドパーツ

標準の「握り手」と「平手」が、それぞれ一組ずつ付属します。

接続はボールジョイントで、かんたん単に交換可能です。

ガーベラストレート

ビームすら切断可能な、モビルスーツ用の日本刀です。

鞘に付いているジョイントで挟んで、サイドアーマーに装着できます。

刀自体は実際に鞘から抜刀でき、「握り手」で保持可能です。

この際、握り手は分解が必要になるのですが、手の甲を留めているダボが物凄く折れやすいので、このパーツを外す時は、この上なく慎重に引き抜きましょう。

シールド

同系統の機体に広く採用されている、汎用の防御兵装です。

裏側には、専用のマウンタが3mm軸で接続されており、

装備の際は、それを経由して前腕に装着します。

マウンタと「シールド」の接続位置は、2カ所から選べる仕様です。

ビームライフル

小型のビーム兵器で、エネルギーは本体から供給するタイプです。

標準の「握り手」で、左右いずれにでも保持できます。

フォアグリップは左右にスイング可能で、両手持ちもできますが、可動範囲的に少し無理がある感じです。

ウェポンマウンタ

「ビームライフル」と「シールド」を携行するために使える短いアームです。

これには、ご覧のように「ビームライフル」と「シールド」を接続でき、

その状態で、フライトユニットにマウントする事ができます。

ビームサーベル

背中に「サーベルグリップ」がマウントされているので、これを取り外し、

「ビームエフェクト」(長いほう)を接続して利用します。
「サーベルグリップ」と「ビームエフェクト」は2本づつ付属し、「握り手」で保持可能です。

バクゥ偵察タイプ頭部ユニット

ジャンク品から作られたビーム兵器です。

中あるグリップを右の「握り手」でつかんで装着します。

両側面に付いている「2連装ビームサーベル」には「ビームエフェクト」(短いほう)を接続可能です。

ジョイントパーツ

バリエ元には無かったオマケ要素で、ご覧の2種類が付属します。

1つは、「フライトユニット」と「バックパック」を取り外した アストレイに接続して使います。
これを付けると、背中に汎用の2つ穴ジョイントが増設され、

ガンダムダブルオーコマンドクアンタのバックパックを装備した例
ガンダムダブルオーコマンドクアンタのバックパックを装備した例

ガンダムブレイカー系のキットなど、同一規格の「バックパック」を装備できるようになります。

2つ目は、アストレイの背中と同じような構造をしたパーツです。

これを使うと「フライトユニット」と「バックパック」を組み合わせて汎用化でき、

ダイバーナミに流用した例
ダイバーナミに流用した例

2つ穴ジョイントを持つ他のキットに「フライトユニット」を流用できるようになります。

余剰パーツ

余剰パーツとしては ご覧の物が余ります。
これは バリエ元の肩関節に当たるパーツですが、後述する仕様変更にともない、当キットでは使われません。

■バリエ元からの仕様変更

肩関節

左:当キット / 右:HGSG No.58 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)
左:当キット / 右:HGSG No.58 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)

当キットの肩関節は、軸関節からボールジョイントへアップデートされています。

左:当キット / 右:HGSG No.58 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)
左:当キット / 右:HGSG No.58 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)

この仕様変更のおかげで、ガンブレ系キット同士のミキシングが可能になるわけですねw

■まとめ

  • 「ガンダムブレイカー バトローグ」より「ガンダムアストレイレッドフレームインバージョン」のキットです。
  • 「HGSG No.58 ガンダムアストレイレッドフレーム(フライトユニット装備)」のカラバリで、造形上の差はわずかしかありません。
  • 肩関節はボールジョイントにアップデートされています。
  • バリエ元より110円高いです。
  • 当キットオリジナルのジョイントパーツが追加されています。

以上、HG GBB「ガンダムアストレイレッドフレームインバージョン」のレビューでした。

ご覧いただきありがとうございます。m(_ _)m
よろしければ、フォローしてくださいね!

■動画

レビュー(YouTube)

プラモデラー

ガンプラをライフワークとするモデラ―。ガンプラほか、主にバンダイ製キットの製品内容などを紹介しています。

シゲチャンネルの最近の記事