晴天多いシルバーウィーク 関東は台風しだいで雨も
今週末からの大型連休(シルバーウィーク)は高気圧に覆われて、晴れる所が多くなります。予報の不安定要素を一つあげるとすれば、台風20号の動きです。
晴天とカラッとした陽気
連休中は、大陸から大きな高気圧が来て、晴れる日が多く、カラッとした陽気になります。高気圧の中心に近い、西日本や日本海側ほど、晴れやすくなりそうです。
9月は秋雨前線が停滞することも多く、一種の雨季です。台風も来ます。春のゴールデンウィークに比べると雨の多い時期ですが、今回は比較的、天気に恵まれる連休となりそうです。
雨が降る場所とタイミングは?
雨が降るのは、今週末の北海道です。19日(土)は東北日本海側でも、雨の所があります。今週なかばから本州各地に雨を降らせている低気圧の動きが遅く、今週末は北日本で雨がまだ残ります。
また、現時点の予報マークにはないですが、連休最終日の23日(水)になると、高気圧が息切れして、東へ去っていく可能性があります。そうなると、沖縄や九州、四国など西から、雨が降り出す可能性はあります。
予報の不安定要素は台風20号
台風20号は、18日(金)~19日頃に小笠原諸島に接近し、その後、東へカーブします。陸からは離れて通るため、本州付近で荒天になることはありません。
問題は、台風周辺の湿った空気が、どう広がるかです。今の予想以上に広がると、関東周辺は雨の可能性が出てきますし、広がらないと晴れ寄りに変わる可能性もあります。
現時点の東京の曇りマークは、「見極めるために、もう少し時間が必要です」という意味も含まれています。台風がどれだけ東へそれてくれるかが、一つの鍵になります。