【福山市】福山城公園にある歴史を堪能できる建物「旧内藤家長屋門」に行ってきました
福山城公園の片隅に、旧内藤家長屋門(きゅうないとうけながやもん)という歴史的建造物があります。
福山市は1945年8月8日に福山大空襲に遭いましたが、旧内藤家長屋門は今もこうして残っています。
旧内藤家長屋門はもともと福山城の外ぼりの西側にありましたが、1976年に今の場所に解体移築されたようです。
藩政時代を感じさせる建造物として、一見の価値ありです。
福山駅から徒歩圏内で気軽に楽しめる歴史的建造物ですが、見落としている方もいるかもしれないのでご紹介します。
ふくやま美術館から福山市立福山城博物館に向かう階段をのぼって左に向かって進んでいくとあります。
建物の周囲には杭が打たれていて中に入ることはできませんが、十分歴史を感じることができます。
壁や木の質感をじっくり見ると、経年変化が感じられます。
門の内部はこのような感じになっています。
梁の部分の木の形は、整いすぎていないのが良いですね。
曲線やありのままの形を愛した当時の日本人の美的感覚を感じられます。
側面と裏面には扉がありました。
扉の高さが低いのが、現代の建物との大きな違いです。
日本人の平均的な身長が変化してきたことを感じさせます。
解体移築時に柱「弘化三年」の墨書が発見されたことから、建築年代が1846年となっています。
176年も前に建築されたものを、今でもこうして見ることができるのは特別なことですよね。
福山城公園付近には、歴史を感じられるものが複数存在しています。
お散歩のついでに探してみたり、気になったものを調べてみるのも良いですね。
新しい発見に出会えます。
詳しくは、福山市のホームページをご覧ください。
旧内藤家長屋門の所在地:〒720-0061 広島県福山市丸之内1丁目9
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