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【東近江市】現在、夏季企画展である「画題を探る―中国絵画に隠された意味―」が観峰館で開催中です

どうのるも地域ニュースサイト号外NETライター(東近江市・近江八幡市)

五個荘竜田町にある「書の文化にふれる博物館」である観峰館

こちらは館内の展示物を替えるため、2023年6月12日から6月30日までの間、一時休館となっておりました。

7月となり、観峰館は予定どおりに再び開館し、現在は夏季企画展である「画題を探る―中国絵画に隠された意味―」を開催中です。

2023年9月3日まで実施される予定の企画展であり、近代中国絵画に込められたり隠されたりしているメッセージについて学ぶことができます。

絵には色々な意味が込められています。平たく言えば、赤い鯛が描かれていた場合、そこには「おめでたい」という慶賀の一念が込められいるといった具合です。その含意を理解できるのは、ひとえに「鯛は寿命が長く、栄養価が高く、紅白で色合がよく、昔から縁起の良い魚だとされてきたから」という知識があればこそです。

日本文化に馴染みがなければ「真っ赤な鯛」にお祝いや喜びの思いが込められているのだと察することは、難しくなってしまいます。

※日本文化に詳しくなく、漢字が読めない方からすると「無事で安らかであること」の祈りが込められていると一見して把握できないであろうという例の、イメージ画像
※日本文化に詳しくなく、漢字が読めない方からすると「無事で安らかであること」の祈りが込められていると一見して把握できないであろうという例の、イメージ画像

同様に、どのような意図をもって描かれた中学絵画であるのか、一見して読み取れる方はそう多くはないものと思われます。

絵に込められた意味を考えながらに見て回り、そして解説文を読んで理解を深める。とても有意義な時間を過ごせることかと思います。

夏の企画展を楽しみに、観峰館へと足を運んでみてはいかがでしょうか。

【画題を探る―中国絵画に隠された意味―】

開催地

滋賀県東近江市五個荘竜田町136

開催期間

2023年7月1日~9月30日

開館時間

9:30~17:00

(※入館は16:00まで)

電話番号

0748-48-4141

地域ニュースサイト号外NETライター(東近江市・近江八幡市)

かつて「そこを制する者が天下を制する」といわれた近江国。聖徳太子ゆかりの地であり、数多くの太子伝説が今に残る東近江市。そして安土城や観音寺城など、戦国時代の城跡がある近江八幡市。そんな歴史深き故郷の文化や伝統、美味しい食べ物や飲み物、楽しいレジャーや賑やかなイベントなどなど……至らぬところばかりの若輩者ではございますが、皆様に諸々をお伝えする一助となれれば幸いにございます。

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