【真夜中に集団でテントを囲まれた!?】海キャンプにいく時に覚悟しなくてはいけないこと。
こんにちはキャンプYouTuberのMAE CAMPです。みなさんは山と海でのキャンプはどちらが好きですか?どちらもそれぞれの良さがあって楽しいですよね。どちらも甲乙付けがたい魅力があります。
以前、かなり前に某キャンプ場に行った時にこんなことがありました。
そのキャンプ場はすぐ目の前が海のキャンプ場で、テントから出て10秒以内に海にいけるような場所でした。
キャンプ飯を食べて、焚き火を楽しみ。夜も遅くなったので消灯してテント中に入ります。
暑くて寝苦しい夜でしたがなんとか寝付きそうになったとき、ある気配に気づきました。
「カサカサ」
テントの外壁を何かがうごめく気配がします。
「カサカサ」「カサカサ」「カサカサ」
しかもそれは一つではなく複数の気配を感じます。
単体ではなくテントの上も横も囲まれるように集団の気配を感じました。
何かな?と思ってテントのメッシュ部分から外をのぞきこんでみるとテントを這いずり回っていたのが「フナムシ」です。
フナムシ(船虫、海蛆、学名:Ligia exotica)は等脚目フナムシ科に属する甲殻綱の一種。同科の代表種として知られ、日本を含む熱帯から温帯の海岸に広く分布する代表的な海岸動物である。
体長は最大5cmほどで、等脚類の中でも大型である。体は上から押しつぶされたように平たく、多くの節にわかれ、7対の歩脚がある。頭部には長い触角と大きな複眼があり、尾部には2つに枝分かれした尾脚が1対ある。
【Wikipediaより出典】
苦手な方もいると思うのであえて写真はのせてませんが、フナムシという「虫」が何匹もテントを這いずり回ってます。
キャンパーにも関わらず虫が少々苦手な私には過酷な状況です。テントの壁を内側からハタくと一時的にフナムシも追い払えますがしばらくするとまた戻ってきて「カサカサ」くと動き回っています。
ただ一つ安心なのは、フナムシに毒はありません。人間の体を傷つけるような鋭い牙などはなく毒もありません。また魚の死骸などを食べてくれるので海の掃除屋とも言われています。美しい海を保ってくれてるとはなんともありがたい話です。
海に限った話ではありませんが、海も山も人間以外の生き物はたくさん暮らしてます。特に夏など暖かい季節にキャンプに行くとそのことを実感することが多いです。虫が苦手な方もいるかと思いますが、自然の中でキャンプに行く以上は遭遇することに覚悟が必要です。
フナムシは海の掃除屋なんだ!無害なんだ!
と、自分に言い聞かせて安心して眠れ・・・るわけがなく。笑
暑くて寝苦しい夜をすごしました。これもキャンプ。これも自然です。