猫好きの心をくすぐる!知らなきゃ損?猫にまつわる面白い造語6選
近年はSNSなどを通じて猫好き文化が広がりを見せており、その影響から猫にまつわる様々な造語が生まれています。
猫好きにとってこうした造語は、共感できるしゃれた言葉として使われることが多いのですが、今回はそんな猫にまつわる面白い造語6選をご紹介します。
猫好きなら知っていると会話が盛り上がりそうな造語ばかり!猫好きさん必見の内容です。
1.猫にまつわる面白い造語6選
1‐1.へそ天
「へそ天」は、猫がお腹を上に向けて仰向けに寝る様子を指します。
この言葉の「へそ」は猫のお腹の中心にあるへそを指し、「天」は上向きや仰向けの意味を持つ言葉です。つまり「へそ天」は、猫がお腹を天井に向けて見せる姿勢を表現した造語となります。
この行動は猫が安心感や信頼感を抱いているときに見られることが多く、猫がリラックスしている証拠ともいえるでしょう。
通常野生の猫はお腹を晒すことは危険だと感じるため、家猫が「へそ天」になることは、その環境に「安心」と「愛情」があるという表れともいえます。
1‐2.ニャルソック
ニャルソックとは、猫が窓の外をじっと観察している様子を指す造語です。
その姿がまるで「警備」しているようにみえることから、警備会社「アルソック」にかけて「ニャルソック」という造語ができました。
実はこれは猫自身「警備」をしているのではなく、ただ単に外のお景色や飛んでいる鳥や虫を見ているだけ。
とはいえその様子から「ニャルソック」という造語をつくり出してしまう猫好きさんの発想は、非常にユニークですね。
1‐3.ごめん寝
ごめん寝とは、猫が額を床にペタッとつけてまるで謝っているかのような姿で寝ることを指す造語です。猫のかわいいポーズとしても人気ですね。
「ごめん寝」の語源は諸説ありますが、猫のうつ伏せの寝姿がまるで土下座をしているように見えることから、謝罪の言葉である「ごめん」と組み合わせてつけられたと言われています。
猫がごめん寝をする理由は、眩しいから・狭いところが好きだから・周囲の音がうるさいからなどさまざまです。もし愛猫が「ごめん寝」をしていたら、そっと見守ってあげましょう!
1‐4.ネコノミクス
ネコノミクスとは、猫関連のビジネスや経済効果を指す造語です。「猫」と「アベノミクス」を組み合わせた造語で、近年猫ブームの影響で拡大している猫関連市場を指す言葉として使われています。
ネコノミクスの規模は年々拡大しており、2024年には約2兆4941億円に達すると推計されています(関西大学:宮本勝浩名誉教授発表)。
ネコノミクスを支える要素としては、全体的な猫ブーム・猫カフェ・猫グッズなど。ネコノミクスは猫関連のビジネスだけでなく、地域経済や観光産業(猫島など)にも影響を与えています。
1‐5.ニャンモナイト
ニャンモナイトとは猫が丸まって寝ている姿を、古代生物のアンモナイトに見立てて呼称する造語です。猫の愛らしい姿とアンモナイトの神秘的な雰囲気が合わさり、猫好きの間で親しまれています。
とくに寒い時期によく見られる寝相で、お気に入りの空間(箱の中や専用ベッド)で見かけることが多いようです。
もし愛猫がニャンモナイトになっているのを見かけたら、こっそり写真を撮ってそっとしておいてあげましょう。
1‐6.猫吸い
猫吸いとは、飼い主(人)が猫の体に吸いつく行動を指す造語です。人が猫の体に顔をうずめることで、「癒し」や「幸福感」を得るといわれています。
ちなみにわたしも夜の落ち着いた時間に、愛猫に「猫吸い」をします。そうすると日中に溜まった「ネガティブ」なことが、なくなる感じがあるのです!
実際に猫吸い(スキンシップ)をすることで、脳内に愛情ホルモンと呼ばれる「オキシトシン」が分泌され、幸福感を得られたり、ストレスを軽減して免疫力を向上させる効果があるともいわれています。
ただし猫が嫌がっているときはNGです。猫にストレスを与えてしまうことになるので、猫がゴロゴロしていたり、機嫌が良いときにトライしてみてくださいね。
2.まとめ
猫にまつわる造語は今回紹介したもの以外にもさまざまあり、今後もSNS上を中心に新しい猫にまつわる造語が続々と生まれてくるかもしれません。
今回はそのなかから、猫にまつわる造語6選をご紹介しました。読者のみなさんはいくつ知っていたでしょうか?「もし知らなかった!」というものがあったら、ぜひ覚えて活用してみてください。