【八王子市】出来て何年?築浅ピカピカのスーパーアルプス散田店が3月いっぱいで閉店しちゃいます
八王子市散田町に2019年11月13日に誕生した「スーパーアルプス散田店」が2023年3月31日(金)に閉店することになりました。
まだオープンしてから3年3ヶ月。人間だったらやっと幼稚園に行くか行かないくらいの年です。
光学・電子機器メーカーのオリンパスの広い社宅跡地に新築されたスーパーアルプス散田店は、まるでアメリカのスーパーマーケットのようなたたずまいを持ち、八王子市内にある数多くのスーパーの中でも、ちょっとセンスのいいアルプスらしさを多く醸し出していました。
バリアフリーの店内は車椅子や乳母車を利用する方や高齢者などにも優しく、広々とした売り場や通路、見易い陳列は気持ち良く買い物をするのに十分です。
スーパーアルプスは品物の安さだけを求めて買い物をする方より、品質の良さや商品を含め、お店全体のセンスの良さ、店員さんの親切さを求めてくるお客さんが多いような気がします。
八王子夢街道駅伝のメインスポンサーも務めるスーパーアルプスは、八王子を代表する企業であり、売り場では八王子の良品も積極的に取り扱っています。地元重視のその姿勢に固定ファンが付いているのもうなずけます。入り口には八王子織物とコラボしたトートバッグも置いてありました。
特に散田店には、八王子や高尾などの生産品が多く置かれている気がします。
また、他府県の商品を集めたフェアなどもちょくちょく開催していて、私の訪れた2月27日には「九州沖縄フェア」と冠したコーナーがありました。
いつ来てもちょっとした発見と喜びを与えてくれるようなスーパーマーケットです。
お惣菜やお弁当なども美味しく、また、生き生きと働いている感じが伝わってくる店員さんも親切で、ちょうど良い距離感で気を遣ってくれます。
こんな素敵なスーパーアルプス散田店、なぜ閉店してしまうのでしょうか?
本部の方に伺うと、「経営上の戦略のため」とのこと。前向きな閉店。今後もスーパーアルプスの躍進に注目したいですね。
【スーパーアルプス散田店】
東京都八王子市散田町5-16-1
営業時間:10:30 ~ 22:30