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【東近江市】代表的な作品がずらり。入場無料の「長谷川敏嗣 彫刻展」が4月22日まで催されています

どうのるも地域ニュースサイト号外NETライター(東近江市・近江八幡市)

1972年3月に彫刻の制作を生活の中心に据える決意をし、形象の追求を始めてから満50年も過ぎた長谷川敏嗣さん。

その長きにわたる創作活動にて生み出された多くの作品の中から、代表的なものを集めた展示会「長谷川敏嗣 彫刻展」が、現在東近江市立八日市文化芸術会館で催されています。会期は2023年4月22日までであり、入場料や観覧料は無料となっています。

こちらの「視えないバリア」は、2001年に発表された作品です。

生身でのコミュニケーションよりも、機器を通じたやり取りが主流となったことを受けて制作された作品です。

隣り合って座っているのに、視線は交差せず触れ合うこともない女性たち。

引っ張ってアンテナを伸ばしたり、パカリと折り畳んだりするタイプの通話機器からは、時の流れも感じもします。

現実と同じように時間が移ろっていた場合、この女性たちも今では30代後半や40代となって、我が子に「スマホばっかり見てないで!」や「話す時はちゃんと人の目を見なさい」などと、お小言を口にしているのでしょうか。

その他にも「Out of control-滑落」など、印象的な作品が数多く展示されています。

無料で楽しめるイベントなので、青葉町方面にお出かけの際には、東近江市立八日市文化芸術会館に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

【長谷川敏嗣 彫刻展】

所在地

滋賀県東近江市青葉町1-50

開催期間

2023年4月22日まで

観覧可能な時間帯

10:00~17:00

入場料

無料

休館日

月曜日

電話番号

0748-23-6862

地域ニュースサイト号外NETライター(東近江市・近江八幡市)

かつて「そこを制する者が天下を制する」といわれた近江国。聖徳太子ゆかりの地であり、数多くの太子伝説が今に残る東近江市。そして安土城や観音寺城など、戦国時代の城跡がある近江八幡市。そんな歴史深き故郷の文化や伝統、美味しい食べ物や飲み物、楽しいレジャーや賑やかなイベントなどなど……至らぬところばかりの若輩者ではございますが、皆様に諸々をお伝えする一助となれれば幸いにございます。

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