川崎市多摩区向ヶ丘遊園にあるコミュニティスペース「白いハコ」が、2024年12月15日（日曜）に閉店することになりました。

いままでイベントの告知や利用情報などをお知らせしてきた私としても寂しい限りです。これまでの記事から白いハコでの出来事を振り返りながら、閉店まで残り１週間となった「白いハコ」で行われるイベントについてお知らせします。

2023年

5月：「白いハコ」オープン

2023年5月に向ヶ丘遊園北口からすぐのGINZA FORESTビル２階にコミュニティスペースとして「白いハコ」がオープン。スペース内には本棚が設置され、いろんな方が集う場所として利用が開始されました。

６月：「川崎市多摩区100人カイギ」開始

川崎市内でも盛り上がっていると評判の川崎市多摩区100人カイギ（外部サイト）も第一回は「白いハコ」でした。

この場所で登壇した人がまちで活躍していく人になる「スタート地点」にもなっています。

秋：各イベント開催

白いハコやビル全体を使った大きなイベントから小さなワークショップ・講座や勉強会にも使われるようになっていきました。

小さな子のいるファミリーやワークショップでは知りたい情報がある方や同じ興味を持っている人が集まり毎回にぎわいを見せています。

冬：個展も

イベントだけではなく展示スペースとして利用する人も現れ、数日間にわたる「個展」も開催されます。

利用する人によってユニークなイベントとなっていろんな人を迎え入れてくれたのも白いハコの特徴と感じられます。

2024年

２年目に入った白いハコは、新たな展開を迎えます。

２月：「コアキナイ」と「ゆうえんトーク」

駅前本棚を借りている方々によるマルシェ出店や有識者のトークイベントが開催されます。

「コアキナイ」と「ゆうえんトーク」は、2024年9月に２回目も開催されました。

５月：GINZA FOREST＆白いハコ１周年

GINZA FORESTの１周年では家に眠っている箱を持ち寄ってならべてみるワークショップを開催。

１カ月後、白いハコも１周年イベントを開催。

「黒いハコ」というディスコイベントが大変盛り上がりました。

各イベント

2024年以降も白いハコで川崎市多摩区100人カイギやハロウィンイベントや様々なワークショップが開催。

いろんな人に白いハコは利用されて多様なつながりに貢献した場所でした。

駅前本棚

白いハコの特徴の一つである「駅前本棚」。

ふらっと立ち寄りおかれた本を手に取って読むこともできた場所です。

この「白いハコ」や「駅前本棚」は、何かしらの方法や形で残せないか検討中とのこと。今後、詳細は白いハコInstagram（外部サイト）などから情報が発信される予定です。

閉店まであと１週間

いよいよ１週間後に閉店してしまうGINZA FOREST「白いハコ」。

残りの「白いハコ」時間も限られていますが、まだ楽しむイベントが用意されています。

川崎市多摩区100人カイギ Vol.17【「白いハコ」ラストスペシャル】

白いハコで行われてきた川崎市多摩区100人カイギは、この回が最後ということで、「白いハコ」ラストスペシャルが開催されます。

白いハコを愛してやまない登壇者たちの熱き思いを聞きに来てくださいね！

白いハコありがとうパーティー

12/14（土曜）には「白いハコありがとうパーティー」というどなたでも参加できるイベントが開催されます。

駅前本棚を借りている人が中心となってイベントを実施しています。

最終日前日となる14日に「白いハコ」にお立ち寄りください。

最後に

１５日が最終営業日となるたくさんの人のつながりを生んできた「白いハコ」。

閉店する場所の情報をお伝えするのは、お別れというより最後に「感謝で終わりたい」。

残り少ない期間で行われるイベントすべてからそれを感じられます。利用される方々からは非常に残念という声もよく聞きます。

人とつながるコミュニティスペースとして向ヶ丘遊園「白いハコ」が存在し、また記憶に残る場所でもあります。

残り１週間ちょっとの期間です。機会のある方は訪れてみてください。