熊本市内の色々な情報をお届け！あゆ姫です。今年も暑さが厳しい夏となりそうですね。今回は冷たい綺麗な水が流れている神社を参拝してきました。

熊本市北区立福寺町にある小さな神社

『太郎迫神社』

上熊本駅方面から向かうと、鈴麦線の太郎迫入口より左折。

数百メートル進んだ右側の道路沿いに鎮座する神社です。

北区貢町(フードパル熊本近く)西浦荒神社・総社宮の兼務社。

太郎迫地区の氏神様で、地域の人達には“妙見さん”と呼ばれ親しまれているとのこと。

御祭神は天之御中主神様。

社殿は江戸時代に建てられたと言われており、天井にはたくさんの天井画。

繊細で美しい絵が描かれていますが、ところどころ消えていたり、色が薄くなっているところに歴史の長さを感じます。

私はこの神社やお寺などの、天井画を見るのがすごく好きです。

ゆっくりと天井を見ていると、自然と心穏やかな気持ちになってきます。

今回も参拝した後、しばらくこの天井画を眺めていました。

また境内横には、あちこちから綺麗な清水が湧き出しています。

この清水は『太郎迫神社の湧水』と呼ばれ、平成の名水百選や熊本市水遺産にも認定されています。

神社の手水舎にも、この綺麗な湧水が使われていますよ。

水はすごく冷たくて、暑いこの時期すごく気持ちが良い！

神社入口には、湧水を集めた水場があり、今でも地域の人たちが中心に水汲みの場としても利用されています。

農業用などに利用している湧水でもあるとのこと。

訪問時は人の気配はなく、とても静かな中で参拝することができ、綺麗で冷たい湧水でクールダウンに。

この太郎迫神社は、加藤清正が横島干拓に通ったいくら往還沿いにある『鎮守の森』に位置している場所でもあります。

この綺麗な水を、加藤清正も飲んでたかもしれない…そんなことを思ってみたり。

歴史を想像しながら良い参拝となりました。

小さな神社に流れる、美しい湧水。

鈴麦線を通る機会がありましたら、少し寄り道をし参拝に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

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