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【沖縄県北谷町】猪突猛進!子供だって本気になる海のイベント「第14回北谷ニライハーリー」

ホクト地域情報発信ライター(浦添市・宜野湾市)

海の上を競漕舟が駆けるイベント

北谷町の浜川漁港にて「北谷ニライハーリー」が開催されました。土日の開催でしたが土曜日は子供部門、日曜日は大人部門、と内容が分けられており見所が満載でした。梅雨明け宣言が間近の沖縄県でしたが、当日は天候に恵まれ、筆者は1歳・3歳の子供たちを連れて土曜日の子供部門に参加してみました。*なお、大会関係者と出場チームには写真撮影の許可を頂いております。

ハーリーってそもそも何?

ハーリーとは航海安全と豊漁を祈願する神事です。サバニと呼ばれる伝統漁船で競漕を行う行事であり、お祭り全体の総称としても認知されています。(那覇ハーリー、糸満ハーリー等)毎年、旧暦の5月4日に行われており、梅雨明けの6月後半に開催されます。

競漕舟のサバニです。
競漕舟のサバニです。

北谷ニライハーリーでは年齢・参加経験の有無・地域別に応じたチーム編成が行われており、今回は子供部門は10チーム、大人部門は54チームが参戦していました。

イベント会場への交通手段

車かシャトルバスの二択になります。筆者は北谷町役場から無料運行が行われていたシャトルバスを利用しました。乗車時の午前10時頃と帰宅時の正午12時頃、いづれも北谷町役場の駐車場は十分な空き状況が確保されていました。北谷町役場から会場まではシャトルバスで片道約15分です。

北谷町役場の正面すぐ横にシャトルバス乗り場が設けられていました。
北谷町役場の正面すぐ横にシャトルバス乗り場が設けられていました。

車で直接現地に向かった際の駐車場について現地の警備員さんに伺ったところ、うみんちゅワーフの有料駐車場(最初の2時間無料)の案内がありました。現地会場である浜川漁港の一般開放分は、午前10時前には満車になっていたそうです。会場自体は午前8時から開放を行っているため、来年以降は早めに現地入りしようと思いました。うみんちゅワーフ付近の有料駐車場からは会場まで徒歩15分程です。

いよいよ現地入り!県内キッチンカーも勢揃い

会場についてまず驚いた事はキッチンカーの出店数の多さです。ちょっとしたお祭りの規模を超える台数が立ち並び、準備の段階で賑わいをみせていました。片手で持って食べられるポテトやピザ等のスナック系から、アイスやかき氷等のデザート系まで幅広い種類の取り扱いがありました。

ハーリー大会は3年ぶりの開催

接戦の様子。掛け声で漕ぐタイミングを合わせていました。
接戦の様子。掛け声で漕ぐタイミングを合わせていました。

子供ハーリーは小学生で編成されるチームが参加しており、安全のため大人3〜4名が乗船して競漕が行われていました。1試合2チームで競技自体の時間は準備時間を含めて15分程です。実際の競漕自体は1〜2分とあっという間で、大きな掛け声と見事な漕ぎで迫力満点でした。筆者が観戦した際は予選の段階でしたが、競漕終了時には次試合に向けてさらに気合をいれている様子も見られました。残念ながら予選敗退となったチームは悔し泣きをしている子供もいましたが、来年に繋げようと声を掛けあい、さらに一致団結して他のチームの応援を行っておりました。

サバニ乗船体験の様子。乗る前に漕ぎ方のレクチャーがありました。
サバニ乗船体験の様子。乗る前に漕ぎ方のレクチャーがありました。

大会運営部の皆様、お疲れ様でした。
大会運営部の皆様、お疲れ様でした。

子供ハーリーは1日を通してジェットスキーや海上ボート、サバニ乗船等のマリンアクティビティの無料体験も行われておりました。100名限定の魚の掴みとりは13時整理券配布の15時開始、フライングボードショーや花火もあり、家族連れで楽しめるイベントという印象を受けました。

ジェットスキーも無料体験できるそうです。
ジェットスキーも無料体験できるそうです。

あいにく筆者の子供たちは4歳未満のためマリンアクティビティは体験できませんでした。しかし初めて観るハーリーには興味津々でしたので来年も参加したいと思います。

【現施設情報】

名 称:浜川漁港
住 所:沖縄県中頭郡北谷町字港4
電 話:098-936-1847 (北谷町漁業協同組合
            ハーリー実行委員会)
開会式:開場8:00~ 開会式10:00〜
駐車場:北谷町役場浜川漁港 無料シャトルバスの運行
    あり 片道約15分 30分に1本間隔
備 考:雨天決行、キッチンカー出店有り、ダンスや
    ライブの催し有り

地域情報発信ライター(浦添市・宜野湾市)

「ホクトおきなわブログ」を運営する生まれも育ちも沖縄のホクトです。現在は非常勤の事務職の仕事をしつつ副業でWEBライターの仕事を行なっております。特別な資格や職歴はなし。30代半ばにして離婚や失業危機という人生においてあまり嬉しくないイベントを経験しました。自身の反省も踏まえ人生設計を再構築中。せっかくなら4歳・5歳の子供たちと思い出をつくりつつ自分自身の人生も豊かにしたいと思案。行政の非常勤で勤務していた期間が長かったため独特な文言(失念する、存じます)が登場しますが日常生活の中でも馴染んでいるためブログ内でも記載します。最終学歴は琉球大学法文学部。

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