【習志野市】まるでキュートなお花「花絞りおはぎ」が食べられる「甘味処 天風堂」がオープンしました!
ここ数年、じわじわと人気と認知度があがってきている「進化形おはぎ」をご存知でしょうか? 2024年3月1日(金)に袖ケ浦団地内にOPENした「甘味処 天風堂」はお花のような「花絞りのおはぎ」が食べられる居心地の良い和カフェです。
場所は団地の中にある「袖ヶ浦団地ショッピングセンター」で、同じ敷地内には「団地いどばたラボ」さんもあります。
お隣は「タカハシ理容室」さん。この団地では定期的に魅力的な「団地いどばたマーケット」等も開かれ、団地全体が活気づいているんですよ♪
カフェの店内は、座席の間隔を広く取ってあり動線がスムーズな配置。お客さんにも働く人にも、車イスをご使用の方が移動がしやすい設計となっています。
キッチンとフロアをつなぐ動線も段差がなくフラットで、バリアフリー。今はこういうカフェも普通になってきていますよね。
天井はワイルドなコンクリート打ちっぱなし。配管をあえて見せる事によって、天井が高く空間が開放的に!
「今日はひとりでのんびり」という方はこちらのカウンター席がオススメです。
カウンター席の視線の先に広がるのは何気ない団地の風景なのですが、この窓から見ると非日常空間にいるような気持ちに。FreeWi-Fiでコンセントもあり、使い勝手の良いお席でもあります。
お食事も甘味も幅広いメニュー。「花絞りのおはぎ」は右下にありました♪
ドリンクはおかわり分は100円引きになるようです。この日は花絞りのおはぎとホットコーヒーをオーダーしました。
ホットコーヒーはフレンチプレススタイル。砂時計とともに運ばれてきます。ゆっくり、のんびり、抽出。
ほどなくしてお目当ての「花絞りのおはぎ」も運ばれてきました。おはぎの上に色を付けた白あんを絞り、お花のようにデコレーションしてあります。
なんともはかなげでかわいらしいおはぎ・・・特にはなびらの部分は、本物のお花のようにそっと触らないと破けてしまいそうな繊細さ。おはぎには雑穀米が使われています。お店の方いわく「上もこだわるなら下もこだわらないと、と思って」との事。
こちらのカフェは、誰でも利用できるカフェであり、「就労継続支援B型事業所」でもあります。働くことに障害のある方がサポートを受けながら仕事や日中活動が出来る場所です。施設長さんはもともとIT系の方なのですが、ご家族が介護事業や飲食系に従事されていたこともあり、ご自身の人生の次の展開としてこの業界に挑戦。
事業所の利用者さんは時にはこの和カフェのキッチンに入ったり、フロアで接客をする事も。施設長さんのご家族発案のかわいい「お花絞りのおはぎ」の練習は、事業所内でつい熱中し過ぎてしまう人もいるんだとか。
お茶を飲みに来ていたおばあさんが席に座るやいなや「ここらへん、こういうお店無かったからできてよかったよねぇ~」と話しかけてくれました。それがとっても嬉しかったのを覚えています。見ず知らず同士でも、たわいもない会話がふっと生まれる温かな空気の流れるお店です。ぜひ、足を運んでみて下さい♪
◆甘味処 天風堂◆
住所:習志野市袖ヶ浦3-5-2-107、109
TEL:050-8884-5014
営業時間:10:00-15:00
定休日:水曜日、木曜日
アクセス:京成バス停:管理事務所 徒歩30秒