【美容師が解説】白髪染めをやめておしゃれ染めで染めるとどうなるのか?
結論から言うと、白髪があってもおしゃれ染めを楽しむことは可能です。
それぞれの違いやおしゃれ染めで染めるとどうなるかを解説します!
「白髪でもおしゃれ染めを楽しみたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【解説】白髪染めとおしゃれ染めの染まり方の違い
画像引用元:白髪染め専門美容室ソマリ
白髪染めとおしゃれ染めの違いは染料の濃さと薬剤のパワーにあります。
それぞれの染まり方を解説しますね。
白髪染めは白髪部分にしっかり着色する
白髪染めは白髪のキューティクルを開き、染料を入れることで着色。
濃い染料を使うので白髪がしっかりと染まり、地毛のような髪色が長く続きます。
しかし染料が濃いため暗めのトーンが多く、明るい色に染められないデメリットも。
また、キューティクルを開くのでダメージが強くなりやすいんです。
白髪染めの後はトリートメントでダメージを最小限に抑えましょう。
おしゃれ染めは白髪をぼかす
おしゃれ染めはカラーバリエーションが豊富なのが特徴です。
ただおしゃれ染めのカラーは黒髪用に作られているので、白髪部分だけイメージ通りのカラーにならないというデメリットがあります。
また、メラニン色素のある髪を脱色しながら染めるので、明るい色だと白髪は染まりにくく、ぼかす程度の仕上がりに。
デメリットもありますが、白髪染めと比べると頭皮・髪へのダメージが少ないので、髪の傷みが気になる方におすすめです。
【結論】白髪をおしゃれ染めで染めるとどうなる?
おしゃれ染めは黒髪用に作られた穏やかな染料なので、白髪部分はあまり染まりません。
また、白髪染めに比べて色落ちも早く、1ヶ月もすれば色が落ちることもあるんです。
色味・明度によっては白髪も染まる
ダークブラウンやブラックなどの濃い色味なら、おしゃれ染めでも白髪を染められます。
しかし、おしゃれ染めは染毛力が穏やかなので、褪色しやすいことに変わりはありません。
濃い色を使うなら白髪染めでも同じ髪色を表現できるので、カラーキープ力に注目するなら白髪染めの方がおすすめです。
おしゃれ染めでも白髪は染まる!でも染まりづらく褪色しやすい面を考えると白髪染めがおすすめです
白髪染めと違いカラーバリエーションが豊富なおしゃれ染め。
たしかに染まりは穏やかで褪色しやすいというデメリットはあります。
しかし白髪が染まらないというわけではありません。
おしゃれ染めを楽しみたい方は、短期間のイメチェンとして楽しんでみてくださいね!