本日、プロバスケットチームの川崎ブレイブサンダースさんが、初めて子ども食堂を実施しました！

こちらは、ブレイブサンダースさんが進めているSDGsの取り組み「＆ONE」の一貫で、同チームはホームゲームのあるこの2月5日、6日の2日間で、SDGsの17の目標全部にチャレンジするのだそうです。

なかなか意欲的な取り組みですね。

ほかにどんな取り組みがされているのか気になった方は、ぜひブレイブサンダースさんの公式サイトを、読んでみてください。

この記事では、子ども食堂のお弁当のこと、そして、こどもたちが安心してすごせる居場所として同チームが昨年の11月に始めたバスケットボールステーション「THE LIGHT HOUSE」について書いていきますね。

子ども食堂

本日と明日、実施されている子ども食堂は、クラブハウスで選手が実際に食べている食事の中から人気のメニューをお弁当にして提供ということで、どんなものなのかワクワクしますね！

ウェブ上のフォームで事前に申し込みを受け付け、振り分けられた時間に取りに来るシステムでした。

メニューはこんな感じ

基本的には、子どもの分のみか、同居の家族の大人のお弁当のみ（上限ひと家族5個）申し込めました。

密を避けるために、30分ごとに受け取り時間が分けられていました。

これがその実物！

ジャーン、こちらが本日のお弁当です！

おお！バスケの選手のお食事は、やはり高タンパクなんですね。豆腐ハンバーグと、鶏のからあげを中心にした、ボリューミーだけどヘルシーなお弁当です。

せっかくなので、なかなか伺う機会がなかったTHE LIGHT HOUSEものぞいてきました。

THE LIGHT HOUSE

THE LIGHT HOUSEのコンセプトは「こどもたちが安心して過ごせる居場所」です。

屋外にはバスケットのコート

コートにはバスケットのゴールが設置され、誰でも遊ぶことができます。

屋外ではありますが、東急東横線の高架の下なので、雨の日でも大丈夫。

子どもたちがめいめいにゴールにボールを放っている姿を見ていると、初めてアメリカに渡ったときのことを思い出します。知り合いじゃなくても、言葉が喋れなくても、バスケのゴールがひとつあると、誰でも一緒に遊ぶことができるんですよね。

私はサッカー少女だったのですが、ボール一つあれば、自然に居場所が生まれ、誰かと遊ぶことができたサッカーは、自分の子ども時代の支柱でした。暇さえあればボールを蹴っていたし、そこに誰かがやってくれば、相手に向かって蹴るだけで延々と遊べました。

公園でボール遊びが禁止され、子どもたちの居場所が奪われている昨今、こういう取り組みをプロスポーツチームが仕掛けてくれるのは、本当にありがたいですね。

小さい子専用のゴールも

ロウルかわいいなぁ（笑）

屋内へも

受付には優しいお姉さんがいて、いろいろと案内してくれました。

「常にスタッフがおりますので、小学生以上のお子さまならひとりや、お友達同士できて遊んでいただけます。小学生未満のお子様は、保護者さま同伴で来ていただくことになっています」とのことです。

こちらの絵の下に、学校の勉強机くらいのサイズの机が並んでいて、本を読んだり、絵を描いたり、宿題をしたりできます。

ブレイブサンダースグッズもたくさん並んでいました。

隣のナチュラマーケットさんの看板と、ニックの立看板が並ぶと、ここはまるで日本じゃないみたいな雰囲気ですね。

通りすがりの子どもさんがニックの看板の前で自分の身長を測って、「この人207センチもあるんだって、大きいねえ」「それってパパより大きい？」「大きいわよw」みたいな会話を交わしているのが、なんとも微笑ましくて、心が温かくなりました。

川崎は地域密着のスポーツチームがたくさんあるので、子どもたちもプロチームが身近にある環境で、好きなスポーツに親しむことができて、恵まれているなと感じます。

ブレイブサンダースさん、SDGsへの取り組み、そして子ども食堂の開催、ありがとうございます！　今後とも地域密着で、バスケの魅力を伝えるイベントをたくさん行ってくださいね！

今後も楽しみにしています！