【大阪市東成区】淮揚料理って何? 日本好きの中国人店主がオープンさせた中華料理店「東呉食堂」
広東料理・四川料理・北京料理…と中国には様々な中華料理の種類がありますが、日本ではあまり知られていない「淮揚料理」が食べられるお店がオープン。どんなお料理か気になったので実際に行ってみました!
東呉食堂
場所は大阪メトロ今里駅から続く東成しんみちロードという6つの商店街が連なるアーケード商店街。
その商店街の一番端に位置する神路一番街商店街に「東呉食堂(とうごしょくどう)」というお店が2023年10月19日にオープンしました。
店内にはテーブル席と座敷席があります。
中国ご出身の店主にお話をお伺いしたところ、過去に日本を旅行した際に中国の淮揚料理を提供するお店が少ないということに気付いたのだそう。そこで、日本が好きだったということもあり淮揚料理をメインとした中華料理店をオープンされたとのことです。
メニュー
淮揚料理は素材の味を生かしたシンプルなものが多く、華やかに盛り付けて見た目でも楽しむお料理なのだそうです。あまり馴染みのないメニューが多くありますが、確かにどのお料理も盛り付けが綺麗でとっても美味しそう。
ドリンクメニューはこちらです。
なんとランチの定食はすべて600円! 次回はランチにもお伺いしてみようと思います。
クラゲの千切り大根和え
まずはクラゲの千切り大根和えをいただきました。
大根はシャキシャキ・クラゲはコリコリで2種類の食感が楽しめるさっぱりとした前菜です。
無锡糖酢肋骨
無锡糖酢肋骨の「無锡」とは地名のこと。お砂糖とお酢を使用したスペアリブのお料理です。
お味は酢豚に似た甘酸っぱい味付けで、旨味がぎゅっと詰まっています。
よだれ鷄
よだれ鶏も絶品で、鶏肉はしっとりやわらか。スパイスが香る本格的なタレはピリ辛加減が絶妙です。真ん中のピーナッツもタレにつけて食べればお酒が止まらなくなりますよ。
揚州チャーハン
揚州チャーハンの上に乗っているのは溶き卵を揚げ焼きしたようなものだそうです。
具沢山で旨味たっぷり。濃いめのしっかりとした味付けに卵のまろやかさがプラスされた、普通の中華料理店では味わえないような一風変わったチャーハンです。これはクセになりそう!
淮揚料理という中華料理は知りませんでしたが、どのお料理も日本人好みの味付けのものばかりでした。ぜひ皆様も東呉食堂さんで珍しい淮揚料理を味わってみてはいかがでしょうか。
【店舗情報】
東呉食堂
住所:大阪市東成区大今里4丁目4−9
営業時間:11時~14時/17時30分~21時30分
※掲載内容は取材当時のものです