40代・50代のダイエットで避けたい3つの失敗例
「”いつまでもあの頃と同じ”とはいかない…」
40代や50代になると、若い頃とは体の変化や代謝の変化に違いが出てきます。
そのため、ダイエットのアプローチも変える必要があります。
今回は、40代50代が避けるべきダイエット方法について、45歳でウエスト−9.5cm&体重−8.4kgダイエットに成功した私が、40代・50代のダイエットで避けたい3つの失敗例について紹介します。
1. 若い頃と同じだと思って無理なダイエットをしたら逆効果に…
「ダイエットそろそろ本気でやらなきゃ!と思い、20代の頃に一度やったことがあるエアロビクスを久々にやったんです。そうしたらその途端に、腰と肩を痛めてしまい、トホホ…。いつまでも若くないんだと実感しました。」
40代や50代になると、体の代謝が落ち、筋肉量が減少する傾向があります。
そのため、若い頃と同じような食事や運動をしても、効果が得られにくくなります。
自分の体に合ったダイエット方法を見つけるために、年齢や体の変化を理解しましょう。
急に筋トレや脂肪燃焼エアロビクスはかなり危険です。40代や50代であれば、まずはストレッチを習慣づけるところから始めましょう。
ストレッチしただけでも「え、私の体ってこんなに硬かったの?」と驚くことも。
何事にも準備って必要です。
ダイエットも準備が必要だってことを頭に入れておいて下さいね。
2. 40代・50代のダイエットは短期間で成果を出そうとしない
40代や50代のダイエットでは、短期間での急激な減量は体に負担をかけることがありますし、急激な減量はリバウンドのリスクも高まります。
代わりに、長期的な視野で健康的な生活習慣を身につけることが大切です。
食事や運動の改善を続けることで、着実な成果を得ることができます。
あなたの体は10年20年とかけて脂肪を蓄積した結果であって、1日で太ったわけではないですよね。
人間はホメオスタシスという機能が働き、急激な変化は元に戻そうとします。
例えば高熱を出してもまた平熱に戻るのは、ホメオスタシスの働きもその一部です。
なので急に太ることも、急に痩せることも、ホメオスタシスの働きがあるので基本的には無理です。リバウンドが起こるのも、ホメオスタシスが働くからです。
なので何事も長期目線で。
とはいえ人生は有限ですから、今日から出来ることを始めていきましょう!
3. 食後ゆっくりしすぎない
「食べたら食後は動いちゃダメ」と言われた経験がありませんか?
それって実は太る原因です。
食後のリラックスタイムは大切ですが、食後に長時間横になっていると、消化が遅れたり消化不良を引き起こすことがあります。
特に夜遅く食事を摂る場合は、食後の体勢や時間に気を配りましょう。
食後の軽い散歩やストレッチなど、消化を助ける動きを取り入れることで、消化をサポートし、代謝を促進します。
「食後に運動なんて…」そう思うなら、食べ過ぎかも?
腹八分目ならお腹が苦しくて動けないなんてことはないです。
どうしても運動は嫌だ!と思うなら、食後すぐに食器を洗いましょう。
食事をした直後の運動は血糖値の上昇を抑えますので、食器を洗いながら、かかとを上げてつま先立ちを繰り返す。これだけで十分運動になりますし、食後の血糖値を下げることができますよ。
かかと上げの方法は、私のYoutubeチャンネルでも解説していますので参考にしてみて下さい。
かかと落としで血糖値を下げる1回3秒の運動【一緒にできる】
まとめ
40代・50代のダイエットで避けたい3つの失敗は、
・若い頃と同じ方法をいきなり試すこと
・短期的な目標にこだわりすぎること
・食後のリラックスタイムに過度に時間を費やすこと
以上の3点です。
年齢や体の変化を理解し、健康的な生活習慣を身につけることで、持続可能なダイエットを実現しましょう。
何歳からでも大丈夫です。私は45歳から始めてダイエットに成功できました。
あなたもきっと出来ますから、ぜひ、挑戦してみて下さいね。