東京都立川市で創業し、６３年間菓子箱等の化粧箱を主に製造販売していた「池田屋紙器製作所」が廃業してしまいました。

廃業についてのお知らせが、２０２５年１月3日（金）に公式Instagramで公表されました。記載内容によると、コロナから主要取引先の倒産等経営環境の変化に対応できず、新体制を含め存続か廃止か検討していたそうですが、代表の永眠に伴い廃業することになったそうです。

当時は、２０２２年５月１６日に長年の取引先であった老舗和菓子屋の「紀の国屋」が廃業してしまったことにより、卸す予定だった貼り箱が大量に残ってしまうということがありましたが、SNSの活用などがきっかけで新たな取引先が決まったりと池田屋さんの家族全員が一丸となって困難を乗り越えようとしていました。

しかし、経営環境に対応できなかったのと、代表の永眠が重なり今回廃業という悲しい結果となってしまいました。

御家族の皆様の覚悟を決めた決意を目の前で伺っていただけに寂しさでいっぱいですが、池田屋紙器製作所で作られた菓子箱が大好きでした。皆さんも同じだと思います。

今までありがとうございました。