死神ガンダムが最新技術でリメイク! 次も期待できるかも?
「新機動戦記ガンダムW」より、HGAC版の「ガンダムデスサイズ」をご紹介します。
1/144スケールのガンダムデスサイズは、これまでに、初代(1999年5月発売)や、1/35フィギュア付きのマイナーチェンジ版(2000年7月発売)などがありますが、今回のキットは、先日発売された最新のリメイク版となります。
※ HGAC:High Grade After Colony
HGAC 1/144 XXXG-01D ガンダムデスサイズ
定価¥1,650(税込)
劇中での主な搭乗者:デュオ・マックスウェル
2021年05月22日に発売されたキットです。
■全体像
劇中、「オペレーションメテオ」に投入された、5機のガンダムのうちの1機。
電磁波を無効化するハイパージャマーと特殊塗料によって高いステルス効果を発揮する隠密戦用ガンダムです。
ちなみに、旧1/144(マイナーチェンジ版)は、以下のような感じです。
頭身が低めで、プロポーションもちょっと微妙ですね…。
■パーツ構成
成形品が7枚に、ポリキャップ、シール、といった内容。
成形色とシールで、ほぼ完璧な色分けが再現されています。
というか、成形色だけでも十分です。
部分塗装する場合も、腰のVマークとつま先の丸モールドを塗るだけで良いかと思います。
■キットの内容
- 本体
- ビームサイズ
- バスターシールド
- ビームエフェクト
ビームサイズ [長 / 短]
バスターシールド - ハンドパーツ
握り手 [左右]
平手 [左右]
ヒートショーテル [左右]
■付属品
ビームサイズ
リアアーマーにマウントされています。
利用の際は、それとは別に付属している展開状態の物を握り手に持たせます。
先端部は90度回転可能。
ビームエフェクトは、長短2種類から選択できます。
これはツインビームサイズを想定しての事かもしれませんね!
ガンダムデスサイズヘルのキット化も期待できそうです。
バスターシールド
スラスターを内蔵した小型シールドです。
装備の際は左前腕のハードポイントに装着します。
左右のブレードは、片方を動かすと反対側も連動して展開します。
また展開後は、中央部にビームエフェクトを接続可能です。
裏側には3mm穴が設けられているので、
アクションベース等を利用すれば、射出状態も再現できます。
(写真はアクションベース1を使用)
ハンドパーツ
標準の握り手のほか、平手と、ボーナスパーツとしてサンドロックのヒートショーテル用の物が付属します。
当キットに対応する武器は付属しませんが、いずれも標準の握り手と差し替えて利用可能です
■構造
本体
「頭部」「腹部」「腰部」がボールジョイントで接続。
「腰部」には、リアアーマーごと前屈できるギミックがあります。
「腕部」はポリキャップによるボールジョイントでつながっており、
ここは、引き出し及びスライド機構を備えているため、これまでのキットに比べ可動域が広がっています。
「脚部」は前後スイングできる軸関節でつながっています。
腕部
「二の腕」に回転軸、「ハンドパーツ」はボールジョイント接続です。
「肘」は二重関節で、90度以上曲がります。
ショルダーアーマーのスラスターには収納ギミックがあり、
これによって、肩の上げ幅を拡大する可能です。
脚部
「大腿部」はHGで一般的な、3軸の複合関節。
踝の位置にもパーツがあてがわれており「下腿部」「足部」「アンクルアーマー」をつないでいます。
「膝」は、二重関節に加え、ロック機構付きのスライドギミックがあり、180度ちかく曲がります。
ロックは、膝のアーマーを起こすと外れる感じです。
■アップを数枚
以上、HGAC「ガンダムデスサイズ」のレビューでした。
■まとめ
- 最新フォーマットでリメイクされた新しいデスサイズです。
- 一部の部品は、先発の「サンドロック」「ヘビーアームズ」から流用されています。
- 色分けはほぼ完璧! 「足の甲」の丸いディテールくらいしか塗るところがありません。
- 可動範囲も大幅に強化!ブンドドが楽しい!
- 「デスサイズヘル」のキット化も期待できそうです。