殉職した自衛官のために。ご遺族に支援ができる自衛隊限定の柿の種
こちらは「自衛隊限定 亀田の柿の種」です。
自衛隊限定のお菓子やお茶は、全国各地の自衛隊広報施設の売店などで購入することができます。
また、一部の広報活動イベントの会場などでも購入ができる場合もあります。
この「自衛隊限定 亀田の柿の種」は、自衛隊限定のお菓子「自衛隊魂 黒糖ドーナツ棒」や、自衛隊限定のお茶「整列休め」と同じく、購入すると自動的に売り上げの一部が殉職した自衛隊員のご家族への支援・援護になります。
販売をされている防衛弘済会は、自衛隊の民間後援組織であり、殉職した自衛隊員のご家族の援護・支援をしている組織です。
殉職自衛官のご家族の援護ができる「自衛隊限定 亀田の柿の種」
パッケージはこちらです。
「自衛隊限定」のマークが入っています。
パッケージ裏側です。
正式な名称は「自衛隊限定 108g 亀田の柿の種アソート」です。
「収益の一部が殉職隊員御家族の支援に使われております。」の一文。
箱の中には、小分け包装の柿の種が3種類で合計9袋入っています。
小分け包装のパッケージは、陸・海・空 自衛隊の3種類で、それぞれ風味が違います。
まずは「航空自衛隊」。風味は「からあげ風味」です。
航空自衛隊の唐揚げ「空自空上げ(からあげ)」は、航空自衛隊全体でより上を目指すとする意味を込められているので、そこからきているのかもしれませんね!
続いて「海上自衛隊」。こちらは「カレー味」です。
海上自衛隊といえば「海自のカレー」は有名ですので、そこからきている風味かと思います。
最後は「陸上自衛隊」。こちらは定番のプレーンです。
定番のプレーンや、カレー味の柿の種は食べ慣れた味なので「いつも通り美味しい!」
からあげ風味の柿の種は、今まで食べたことのない味だったのですが、とても美味しかったです!
日本の米菓として、長年愛され続けている柿の種は、一度は食べたことがあるという方が多いお菓子だと思います。
柿の種は新潟県長岡市が発祥の米菓で、生まれも育ちも新潟に私にとってはとても親しみのあるお菓子です。
県内のスーパーで陳列されている種類も多いお菓子で、いろいろな味の展開があるのですが、「自衛隊限定の柿の種がある」ということは、知らなくて発見した時はとても驚きました。
殉職した自衛官のために。
訓練や任務遂行中に不幸にして職に殉じた自衛隊員の方は、令和4年度までに、2,054柱(陸自1,102柱、海自485柱、空自436柱、機関31柱)いらっしゃいます。
令和4年度の顕彰者は、35柱(内訳:陸自16柱、海自15柱、空自4柱)です。
※警察予備隊以降、令和4年度 殉職自衛隊員追悼式までの顕彰者数累計
自衛隊の主たる任務は、日本の平和と独立を守ることです。
365日24時間、日本のために領空・領海・領土と日本国民のために職務に就いてくれています。
私は、過去に地震で被災した時、自衛隊員の方々にたくさん助けていただきました。
当時は、電気、水道、ガスのライフラインは全て止まり、災害派遣で来てくれた自衛隊さんの入浴支援(仮設風呂)や、給水支援をしていただきました。
その時、初めて自衛官の方とお話しをしました。
停電している時に灯りが灯っている自衛隊さんの仮設のお風呂は見るだけでも安心できましたし、被災している状況でしたがお風呂に入れることがとても嬉しかったです。
「何かお困りのことはないですか?」など、支援を受ける待ち時間に笑顔でお声がけいただきました。
小さなことかもしれませんが、温かい気持ちになりました。
記憶は残念なことに風化してしまいます。
ですが、その時に感じた感謝は忘れないようにしようと思っています。
今、この瞬間も、日本のどこかで日本人のために職務に就いている自衛官の皆さんがいることを忘れてはいけないと思います。
また、「少しでも支援になることがある」ということが広がってくれたら嬉しいです。