両親の他界で30代で仏壇を購入した話
私たち夫婦は30代で仏壇を購入しました。仏具店の放光 新潟店で購入しました。
初めてのことでわからないことが多く、菩提寺の住職や放光のスタッフさんにお聞きして揃えました。
30代で仏壇を購入した話
仏壇の購入といっても、実家には先祖代々の大きな仏壇があります。
なぜ購入することになったかというと、実家とは別の場所に住んでおり両親や先祖の供養ができないからです。
仏壇を移動させることも現在の自宅には難しく、仏壇を購入し両親の位牌と先祖の位牌を自宅にて供養することになりました。
引っ越しや私たちと同じように実家から離れて暮らしているご家庭もあると思います。
そんな時に参考になれば嬉しいです。
購入の経緯
2年連続で主人の両親が亡くなりました。
2年前に義父が亡くなり、1年前に義母が急逝、主人には両親がいなくなってしまいました。
当時は主人を支えること、義母の葬儀、義母が介護をしていた義祖母の介護のことで頭がいっぱいでした。
義母が亡くなってからのこの1年は、悲しむ暇もなくあっという間に過ぎ去っていったように思います。
義母が亡くなり1年経ち、義父と義母の納骨を終え、「本当に亡くなってしまったんだ・・・会えないんだ・・・」と実感が湧いてきました。
ふと思い出して泣いてしまうことも多いですが、やっと落ち着いたように思います。
納骨を期に、実家の仏壇から先祖の位牌を私たちの自宅に移し、義父と義母の位牌と共に供養することとなり、仏壇を購入しました。
できればゆくゆくは実家の仏壇で供養できるようにしたいと思いもあり、位牌が全て置けるサイズのものにしました。
こちらを選んだのは、7柱の位牌が全て置けるように・・・というのが一番の決め手でした。
仏壇の選び方は人それぞれと思います。
購入する時期は、我が家の場合は納骨のタイミングに合わせました。
引っ越しや仏壇の買い替えなどは、菩提寺がある方は、住職に相談するといいと思います。
我が家も住職に相談させていただき、位牌の移動のための閉眼供養、新しい仏壇には開眼供養をしていただきました。
仏具店には様々な種類に仏壇があり、とても迷うと思います。
そんな時には、置く場所やサイズはもちろんですが、生活スタイルに合わせて、昔ながらの仏壇やモダンなものがあります。
悩むことも多いと思いますので、何を一番にするのかの優先順位をつけるといいと感じました。
我が家が台座があるものにした理由は、シェルフなどの上ではなく、床の間に置くことになったからです。
台座の中には、蝋燭や線香など供養の際に使用するものを収納できるのでそこも魅力的でした。
仏具も仏壇の色合いに合わせてセットのものを購入しました。
選ぶ基準となったのは、線香を立てる香炉(線香立て)が大きめのものにしました。落ちる灰が周りに落ちないように。と思ったからです。
我が家の場合、位牌が7柱と多く仏壇の上にはお鈴や香炉を置けないので、仏壇の前に供机を用意してそこで線香を立てています。
葬儀は急なことが多く、あっという間に時間が過ぎていくと実感しました。
今後、仏壇を購入することがあった時や買い替えをする機会があった時には参考になれば嬉しいです。