Yahoo!ニュース

【日野市】奥が深い! 中国茶の世界。日野駅にオープンした「日茶夜酒」で華麗な中国茶の文化にちょい触れ

ひのさんぽ地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)
日野駅から徒歩1分圏内! 駅前すぐのビル2階にオープンした「日茶夜酒」

こんにちは♪ 東京都の"ど"真ん中で日野愛を叫ぶ、地域ライターのひのさんぽです(^^)

日野駅前のセブン-イレブンの2階に、本場の中国茶を提供する「日茶夜酒」が2024年6月1日にオープンしましたね。皆さんはもう行きましたか?

定休日はなし、営業時間は11時〜24時!
定休日はなし、営業時間は11時〜24時!

店の前に貼られたポスターの言葉がまた素敵なんです。

昼下がりは茶葉に恋し、夜は酒に問いかける
お昼は中国の茶文化に触れ、夜はお酒と共にくつろげる空間となっております。

あまり馴染みのない「中国茶」というジャンルの飲食店です。一体どんなお店なのか、オープンから約2週間後の2024年6月中旬のお昼すぎにお店へ行ってみました♪

店内は、ゆったりと配置されたテーブル席に窓際のカウンター席があります。
店内は、ゆったりと配置されたテーブル席に窓際のカウンター席があります。

中国茶の種類や文化、歴史はもちろんのこと、日本の茶道のような独自のマナーがあるのかないのかも全く知りません。

「中国茶って、プーアル茶とかウーロン茶だよね?」と、その程度の事前知識でしたが、「全然そんなこと気にせず、ゆっくりお過ごしください!」と、快く取材もお受けいただきました♪ こちらのお店は、日野駅の八坂神社近くにある「麒麟坊」の姉妹店なのだとか。

大きな窓から光が差し込む明るい空間です。棚に置かれていた置物は中国茶の茶器をモチーフにしたものでしょうか? 宮廷で舞を舞っているようなかわいらしい陶器の置物も並んでいました。シンプルながら気品を感じる雰囲気です。

天井のライトも幻想的です。夜はガラリと雰囲気が変わるのでしょうか。

気になるメニューはこちら。

聞いたこともない本場の中国茶がずらり。

「中国茶」と一言で言ってもその種類は、緑茶に紅茶、白茶、煎茶、黒茶、烏龍茶、果実茶、薬膳茶ととにかく豊富!

お昼の飲茶セットは、3種類のドリンクに、飲茶とサラダとちまきというボリューミーなセット。ランチに良さそうですよね。しかし、この日はお昼ご飯を食べた後だったので、流石にこのコースは入りそうもない…

お茶菓子やデザート、点心にご飯ものもあります。11時〜24時までという営業時間を考えると、ランチやお茶、ちょっとした軽食やご褒美スイーツタイムにディナー、夜食etc と、様々なシーンで使えますね♪

たくさんありすぎてどれを選ぼうかすっかり迷ってしまいましたが、注釈をじっくり読みながら、一緒にいったお友達とあれこれおしゃべりしつつチョイス。

説明を読んでいると、体にも美容にも良さそうなものばかり。さすが薬膳発祥の地!

それぞれ気になるお茶を選んでいたら、オススメだという酸梅湯(サンメイタン)をサービスしてくれました(^^)

梅という字が入っている通り、ほんのり梅のような甘酸っぱさもある爽やかで美味しいこの季節にピッタリのドリンクです。

「ちょうど今作っているところなの」と、酸梅湯(サンメイタン)を瓶を見せていただきました!

夏バテ予防にもなるという酸梅湯(サンメイタン)。烏梅(うばい)や山査子(さんざし)など8種類の素材と氷砂糖を煮詰めたものだとか。立派な瓶でコトコトとゆっくり煮出しているようで、よい香りがふわりと広がっています。

この日、私が選んだのは「白茶」。

緑茶、紅茶、煎茶、黒茶、烏龍茶、果実茶、薬膳茶は何となく分かるのですが、「白茶って何?!」と、気になったので、白茶の「白牡丹(880円)」をオーダー。真っ白なポットと茶器がテーブルへ運ばれてきました。

「もしかして、お茶の色が白い?」と、少し期待しながらポットの蓋を取ってみると、淡いジャスミン茶のような色。

「流石に白いお茶はないよね〜。」と、ツッコミを入れつつ、お花のような優しい華やかな香りの広がりに期待が膨らみます。

とは言え、お茶の飲み方もわからないので、お店の方に教えてもらいながら本場の中国茶を初体験!

いきなり飲むカップにいれるのではなく、まずはポットからこちらの器にいれるそう。恐る恐る淹れると裏漏れするので、思い切って淹れましょう!

さらにそこから、おちょこのような小さなカップに注いでいただきます。日本茶の香りとはまた異なるチャーミングな香りです。口に含むと、お茶の苦みは全く無く「え? これお茶なの?」というまろやかさ。花のような風味が口いっぱいに広がる、新感覚のお茶です。美味しい!

せっかくなので飲み比べをしましょう。

緑茶を頼んだ友人の席には、黒のシックなポットがやってきました。こちらでは、茶葉の入っていた袋ももらえるようです。きれいなターコイズブルーの高貴な袋も嬉しくなりますよね。

こちらの緑茶は見た目は白茶と同じような色合いでしたが、飲み比べてみると味わいも香りも余韻も全く違いました。

「全然違うね!」と、それぞれの感想を言い合いながら、中国茶の奥深さを実感。

お茶を注文するとお通し(380円)のお茶菓子が付きます。左から、山査子(サンザシ)、ピーナッツ、棗(ナツメ)と、これまた美容に良さそうなものばかり! 食べてみると意外とお腹が膨れるので、ゆっくりとお茶を飲みながらいただきます。

お茶もポットにたっぷりはいっているので、気づけばあっという間に時間が過ぎていました。

優雅な気持ちでのんびりと楽しんでいると、桂花を使ったという試作のゼリーを振る舞ってくれました。嬉しい♪

はちみつの自然な甘さの見た目にも美しい桂花のゼリーです。

お茶もお茶菓子も、スイーツも一つ一つとても丁寧に作られており、品の良いものばかりで、飲茶や夜のメニューも食べてみたくなります(^^)

帰り際に「クーポンです」と、大盤振る舞いのクーポンをいただきました! 初めていただいた中国茶でしたが、華麗な中国茶の文化に少しだけ触れることができたような充実した時間でした。ぜひ皆さんも足を運んでみてくださいね!

日茶夜酒
日野市日野本町3丁目11−10 中村興産ビル 2F
営業時間:11:00-24:00(飲茶タイム11:00-17:00/お酒タイム17:00-24:00)
定休日:なし

地域ニュースサイト号外NETライター(日野市)

日野市在住、子育てしながらひのの暮らしをお届け中。幾度となく聞かれる「日野市ってどこ?」『東京都の”ど”真ん中です!』ひのさんぽは大好きな日野の魅力を知ってもらうため、ひのの美味しい!きれい!すごい!楽しい!をご紹介します。

ひのさんぽの最近の記事